6月5日(金曜日),KSCで36回目となる炭焼きを行いました。このところ暑い日が続いていましたが,この日の気温は平年並みに戻り,午後から雨が降り出す天気で,「暑くて大変な炭焼き」にならずに済みました(笑)。
いつも通り9時に作業が始まり,河村先生と私で
① 窯の上の砂を除去する
② 前回の焼いた炭の取り出す
③ これから焼くタケを窯に詰める
④ 窯の上に砂を乗せる
⑤ 焚き口を掃除して薪を入れる
の順序で準備を進めました。窯に竹を詰めた状態がこちら。
今回は切って間もない竹がたくさんあって,水分がちょっと多めかな,との想定で焼くことにしました。
バーナーで薪に点火し,うちわであおいで火をまわしていきます。
やはり竹の水分が多いからなのでしょう,今回の点火直後の煙は白く濃く,重いのか,地を這いながら拡散していきます。この煙のけむいことけむいこと・・・ (>_<)
しかし,水分が多い割には「けむい時間」が30分と短くて済みました。窯の中が一定の温度まで上がり,上昇気流が発生するのです。この時煙突の温度は60度で,同時に竹酢液が出始めます。
薪が安定して燃えるようになるので,少し手が離れてミツバチの巣箱を見学したり,竹を切ったり,薪を割ったり・・・
私も薪割りを・・・
この写真はきむらさんに撮っていただきました
午後になると窯の上に乗せた砂が温まってくるので,「焼ものの時間」(苦笑)になります。今回新規企画(?)として,きむらさんがヤングコーン(ベビーコーン)を買ってきてくださり,砂の中で焼いてみました。
ヤングコーンというと,一般には煮たもの(水煮)が定番ですが,焼いてもおいしいです! もちろん軸までやわらかくいただきました!
(きむらさん,ありがとうございました)
一方,定番の「焼いも」ももちろんやりましたよ~。
今回私がスーパーで12本ほど調達してきたのですが,「金時いも」は甘みが強くねっとりした食感でおいしかったです。学生さんにも好評でした!
水分の多い竹を焼いた割には,竹酢液は2Lちょっととかなり少ない量しか採れませんでした。15時になると竹酢液が出なくなり,煙の色が変わってきたので焚き口を閉めることにしました。
前回・今回焼いた竹炭は,7月・8月のオープンキャンパスで配布する予定です。
オープンキャンパスに来られた皆さんに喜んでいただけたら,と思っています。
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