前回のブログでカメラを購入した話を書きましたが,今回はその余談を。
私の歴代のデジカメを並べて撮ってみました。左が2009年導入の初代,中央が2012年導入の二代目。ここまでがコンパクトデジカメで,右が三代目となる今回導入した一眼レフカメラ。
メーカーの販売戦略の通り,いかにも順当に
大型化・高価格化の手順を踏んでいますな
(私はN社の回し者ではありません・・・苦笑)
(私はN社の回し者ではありません・・・苦笑)
それはさておき,カメラが高性能ならいい写真が撮れる,となんとなく思われがちですが,必ずしもそうではない,という話をしましょう。
下にリンクをつけたブログに(少し探すのが大変ですが)私の写真があります。
NHK長野放送局 撮るしん 「おひさま撮るしん」
http://www.nhk.or.jp/shinshu-blog/600/
これの第95回,2011年7月22日の「白馬大雪渓」。
(2ページ目の上から13番目)。
これは,長野放送局のブログに投稿された写真の中から,当時放送されていた朝の連続テレビドラマ「おひさま」の,信州の美しい景色を日替わりで紹介するエンディングのコーナーに採用された写真を集めたもの。
(投稿した元記事はこちら)
はい,全国放送で使っていただきました \(^o^)/
たった5秒間ですが(笑)
で,今日の本題。
この写真は,北アルプスの白馬岳(しろうまだけ)を登っているときに撮ったものですが,
この景色に出会った時「はっ!」とした
ことを今でも覚えています。まさに偶然との出会い。でも,この写真を撮ったのは,左のちっちゃなデジカメ。今なら一万円もしないような低価格カメラです。
もちろん記録媒体としてのカメラ・フィルムの性能は重要ですし,景色をどう切り取るか,構図・絞り・シャッタースピードなどについては知識と経験が必要でしょうが,いい写真を残すためには,「きれい!」「かわいい!」「すごい!」などなど,
まずは「はっ!」とするような出会いが大切
だと思うのですよ。
金城の中でも,可憐な花が咲いていたり,不思議な色のきのこが生えていたり,美しい鳥のさえずりが聞こえたり・・・と,特に自然はたくさんの「はっ!」とする機会を提供してくれます。でもそれが「出会い」となるためには,普段からそこに目を向けていなければ成り立ちません。
いまはデジカメ,あるいはスマホで,無限のように写真が撮れる時代です。フィルムカメラのようにコマ数を気にする必要はありません。なのでまずは機会を逃さないようどんどん撮ることです。
実験室の窓から
日常にも素敵なことはたくさんあります
あとは撮った写真を振り返って,どうしたらもっときれいに撮れるか考える習慣を持てば,写真の質はかなり上がるはずです。カメラそのものの性能よりも,感性の方がいい写真を残してくれると,私は思います。
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