先日私は,守山区が推進し,私もそのメンバーの一人である「まめなしのある風景 守山事業」の,マメナシ全数調査に参加してきました。この調査は,守山区内に生育するマメナシについて単に生育場所や生育数に限らず,開花状況や木の大きさも測定する,マメナシの成木をすべて把握しようとする規模の大きな調査です。
この日は金城から近い雨池と蛭池(御膳洞公園)が調査場所でした。私は午前中別の大学で講義をしたのち,着替えてから合流しました。私を入れて8名が手分けをして,樹高を測定したり,東西南北方向の枝張りを測定したりしました。
左奥で枝張りを測定しています
ただ,この日はちょっとしたアクシデントが。番号が振られている開花木 (この春花を咲かせた個体) に,この春花を咲かせなかった未開花木(番号なし)が加わったことや,今まで把握していなかったマメナシが新たに見つかったことが重なり,記録に混乱が生じてしまったのです (>_<)
記録の照合・確認をしています
野外調査はアクシデントがつきもの。このような経験を重ねていくことで,調査の効率も確度もだんだん上がっていくことでしょう。
ふと見上げると,今年咲いたマメナシの花が実となって成長していました。まだやや小さいものの,形はもうマメナシらしさが出てますね。
全数調査はまだまだ続きます!
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