今日から6月ですね。6月というと梅雨が間近になった気がしますが,今日の名古屋はジメジメとは真逆の,乾いた風が吹いた一日でした。さらに,13時過ぎには大きくはっきりとした「環水平アーク」という,太陽の下に虹のようなものが現れる現象が見られましたが,その時はカメラを持っておらず写真を撮ることができませんでした。残念です~。
さて,今日は守山区役所で行われた「まめなしのある風景 守山事業」の打ち合わせに出席してきました。この事業は,守山区に多く自生する絶滅危惧種のマメナシの保全を,守山区の特色・魅力を活かしたまちづくりとして位置づけようと始まったもので,2月27日に金城で実施した学習会,「まめなしってなぁに?」や,4月3日に実施した「まめなしのお花見・観察会」もその一環です。
学習会「まめなしってなぁに?」を開催しました
http://kinjosatoyama.blogspot.jp/2016/03/blog-post.html
まめなしのお花見・観察会を開催しました
http://kinjosatoyama.blogspot.jp/2016/04/blog-post.html
今日はその定例の打ち合わせの日で,名古屋市の各部署の方を中心に,愛知県や地元の保全団体の方,名古屋工業大学の学生さん,そして私のあわせて11名が出席しました。
こんな感じで,少ない人数で和気あいあいと (^_^)
私が写っていないと証拠 (?) にならないのでは?
と,撮っていただきました
ありがとうございます!
この事業には3つの大きな柱があります。守山区内のマメナシの現状を把握すること,区民の方々にマメナシを知っていただくこと, マメナシを絶やさないための仕組みを作っていくこと,です。今回も,直近の生育地調査をどうするのか,年内に行うマメナシに関する一般の方向けの講座をどうするのか,そしてこの事業をどのような方向性で進めていくのか,について意見を交わしました。
さてこの事業の中で,研究機関としては,公(学内の通称「新湿地」の調査など)・私(御在所岳の山登りなど...笑)ともにたいへんお世話になっている名古屋工業大学の増田先生のグループが中心的な役割をされています。
一方私はと言うと,湿地保全に対する自分の強い興味から,まだ個人的な参加と言っていい段階にすぎません。しかし将来的には,大学として金城もこの事業に参加するようにしたい,というのが私の思いです。マメナシを通した地域貢献というのは金城でも決して不可能ではない,と私は信じています。守山区にある大学として,湿地を持つ大学として,むしろ積極的に取り組むべきことかもしれませんね。
今後の展開が楽しみです!
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