2015年3月20日金曜日

名古屋から見える山 - 【6】乗鞍岳(その1)

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 おととい18日の学位記授与式(卒業式)の夜から降り出した雨は,かなりまとまった量となり,昨日の昼過ぎまで降り続きました。その夕方には雲が切れて,金城にも名古屋の街にも,あかね色の斜光線が降りそそぎました。
 その後,雲はどんどん取れて,澄んだ夕焼け空となりました。この時,きっと翌朝は遠くの山がきれいに見えるに違いない,と確信しました。
 
 実際のところ,今朝は気温が高かったせいか少し霞が出てしまい,真冬のようなコントラストの効いたきれいさには及ばなかったものの,予想通り御嶽山・乗鞍岳(のりくらだけ)が姿を現してくれました。大曽根駅で瀬戸線を途中下車して矢田川の堤防まで行き,JR中央本線の矢田川橋梁越しにこの二つの山を撮りました。右に御嶽山,左隅に乗鞍岳があります。今日の御嶽山は噴煙を確認することができませんでした。
 
と言われても乗鞍岳がちょっとわかりづらいと思うので説明を。 
 
 ということで久しぶりの「名古屋から見える山」シリーズですが,瀬戸線から見える山の中で最も遠く,それゆえ最も見える回数が少ないのが乗鞍岳です。

 実は過去のブログで,瀬戸線のどこから見えるのか「ネタバレ」しているのですが,瀬戸線の大曽根以東で乗鞍岳を見るのはそもそも至難の業,動体視力の訓練が必須です(笑)。
http://kinjosatoyama.blogspot.jp/2014/03/5.html
 大曽根以西だと,走る電車からではなく,尼ケ坂駅から(ゆっくり落ち着いて)見ることもできるんですけどね(苦笑)。
 
 乗鞍岳は長野県と岐阜県の県境にあり,いくつかの山(ピーク)を総称して「乗鞍岳」と呼んでいます。岐阜県高山市からもよく見え,高山・松本方面からバスで山頂近くまで行けることから,お馴染みの方も多いことでしょう。標高は3026 m,単純な高さでは日本で19番目ですが,太平洋と日本海とを分ける分水嶺(中央分水嶺)上にある山として高さ日本一ということは,乗鞍岳の名誉のために覚えておいていいかもしれませんね!

(次回に続きます)
  
過去の「名古屋から見える山」シリーズもよろしければご覧ください。
・白山 (2012年12月12日) 
  http://kinjosatoyama.blogspot.jp/2012/12/blog-post_12.html
・能郷白山 (2014年1月6日)
  http://kinjosatoyama.blogspot.jp/2014/01/blog-post_6.html 
・伊吹山 (2014年2月1日) 
  http://kinjosatoyama.blogspot.jp/2014/02/blog-post.html
・中央アルプス (2014年2月24日)
  http://kinjosatoyama.blogspot.jp/2014/02/blog-post_24.html
・御嶽山 (2014年3月13日,14日)
  http://kinjosatoyama.blogspot.jp/2014/03/5.html
  http://kinjosatoyama.blogspot.jp/2014/03/5-2.html
 

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