まずは前々回のクイズの正解から。
2015年2月28日 しらさぎ
http://kinjosatoyama.blogspot.jp/2015/02/blog-post_28.html
この選択肢の中で「種の名前」でなくて「総称」のものは,動物が「はと」,植物が「さくら」です。
学内でもよく見かける「はと」(たまにオオタカの標的にされることもありますが)の正しい名前はキジバト。お寺などで参拝者からえさをもらっている(笑)のは,よくドバト(土鳩)と言ったりもしますが,カワラバトという種です。
もう一つの「さくら」も,金城の森に自生している野生のものはヤマザクラだけですが,日本には他にもオオヤマザクラなどいくつも野生種があります。日本で大変好まれる樹種であることから,品種改良や交雑などが古くから盛んに行われ,たくさんの園芸種が作られてきました。有名な「ソメイヨシノ」もそのひとつなのです。
余談ですが,このクイズの選択肢の中で,一つだけ人が乗れない列車があります。「とびうお」がそれで,長崎や下関から東京の築地市場へ鮮魚を運ぶ高速貨物列車の名前です(1986年廃止)。貨物列車に愛称がつけられる例は少なく,それだけ「花形列車」ということなのでしょうね。
私が小さい頃はまだ走っていて,白い冷蔵車を連ねたその編成を,子供ながらに「特別な列車」という思いで見ていたのが懐かしいです。
長すぎる前フリになってしまいましたが,今日の写真はこちら。
八竜湿地で作業中,猛禽類が(そういう名前の鳥はいない)カラス(笑)に追われているのを目撃したので紹介します。
上空かなり高いところで,何やら騒々しいなと思って見上げたらこれでした。上の2羽がカラスで,下の猛禽類を排除しようと執拗に追っかけていました。猛禽類が高い声,カラスが低い声だったように記憶しているので,追っていたのはハシボソガラスでしょうか。
ここで知りたいのは猛禽類が何か?ということなのですが,写真がもっと鮮明ならよかったものの,距離が遠い・逆光そしてカメラの性能・私の写真術では最大限拡大してこれ(泣)。
わかりづらい・・・
猛禽類は時々見かけるので,最近「ワシタカ類飛翔ハンドブック」という本を買ったのですが,逆光で羽根の模様がわからないため決め手がありません。以前ハイタカを金城の上空で目撃した時,翼の先の分離数がポイントになると教えていただいたのですが,右(写真の下側)は5枚に見えるものの,左(写真の上側)は5枚にも6枚にも見えるので,これまた絞り込めません…
ただ一つはっきりしているのは,ハシボソガラスと同じくらいの大きさ,ということ。仮に翼の先の分離数を5枚とするとノスリが該当します。ただ気になるのは,ノスリの説明でたいてい体型が「ずんぐりしている」と書いてあること。これで「ずんぐり」と言うにはちょっと無理があるような(笑)。
というわけで,お分かりの方はぜひご教示いただきたく・・・
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