KSCでは先日,第37回目となる炭焼きを行いました。
炭焼きマイスターこと河村先生がお越しになり,小野先生・私の3名でスタートしました。充分乾いた竹を窯に詰めたのはいいのですが,当日になって薪が足りないことに気づきました(汗)。あわてて森へ薪拾いに行ったものの,前日の雨でしっかり濡れています。なので火が回った窯の前で順次乾燥させて使いました。
竹炭づくりと薪の乾燥の
同時進行です
やがて安定して薪が燃えるようになり,学生さんもやってきたので・・・
竹割りをしたり・・・
竹を曲げて茶杓づくりです
炭焼小屋でお昼を食べた後,窯の温度が充分上がってきたので ,お楽しみの焼いもの準備に取りかかりました。
焼いもができあがるまでの間,八竜湿地の見学に行きました。
花盛りのシラタマホシクサを見たり・・・
トウカイコモウセンゴケに
触ってみたり・・・
今年はどういうわけかシラタマホシクサの花が少ないですが,それでも秋らしい湿地の姿を楽しむことができました。
炭焼き小屋に戻ってみると学生さんがさらに増え,おやつの時間に。さつまいもを一人一本ずつたべながら,火にあたって楽しい時を過ごしました。
今回は充分に乾燥した竹を乾燥し切れていない薪で燃やすことになり,温度の上がり方や煙突から出てくる煙の様子がいつもと違って,炭焼きの難しさを改めて思い知らされました。でもそれは,自然と向き合って一つの仕事をすることの面白さでもあるようにも思います。
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