2012年4月21日土曜日

ホタルの調査

みなさまこんにちは、よしだです。

 今回は学内で今日(20日、金曜日)に行われたホタルの調査についてお伝えします。
 「金城にホタルがいるの?」と驚いた方も多いことでしょう。普通ホタルというと、幼虫が川で育つゲンジボタルやヘイケボタルを想像するかと思いますが、金城にいるのは「ヒメボタル」という種類。幼虫は森林でカタツムリなどを食べて成長する陸生のホタルです。これまで学内外の人たちから目撃情報が寄せられていたことから、専門家をお招きして調査をすることになりました。

 今回来ていただいたのは、大学のすぐ東にある雨池に生育するヒメボタルを中心に保全活動をされてきた若杉さんと、名古屋城外堀のヒメボタルを中心に活動されてきた安田さんです。
 初めに名古屋市内のヒメボタルの生息状況などをお聞きしたのち、学内の目撃情報のあった場所を見ていただきました。いずれもホタルがいておかしくない環境とのことでした。そこで、若杉さんが用意してくださった調査用のトラップを仕掛けることにしました。

 トラップは蓋に穴をあけたフィルムケースに、えさとして刺身用のイカ(いわゆるイカソーメンです)をいれたもの。これを地面に埋めるのですが、場所が分かるようにビニールひもをつけてあります。
 同行した小野先生、私も含めた4人で手分けをして、約50個のトラップを仕掛けました。トラップは週明けに回収します。果たして幼虫は見つかるでしょうか?

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