きのうは水質調査のためのサンプリングで,一日八竜湿地に行っていました。これは,湿地の水質に変化がないかの定期的なモニタリングで,前回6月に行ったのと同様,名古屋市環境科学調査センターの西先生と共同で採水を行いました。
しかしながら,このところ晴天が続いて雨があまり降っていないことから,湿地は乾き気味になっています。実際,決められたサンプリング地点の3分の1近い地点では水を得ることができませんでした。下の写真の場所も普段は緩やかな流れのあるのですが,昨日は泥しかなく,「採水不能」となってしまいました。
湿地は水があってこそのものであり,乾燥すればそこに生育する植物や生息する動物に影響を与えかねません。八竜湿地の水は主に湧き水でまかなわれているのですが,一定の水量を常に確保するためにはどうしたらよいのか,難しい課題です。
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