みなさまこんにちは,よしだです。
このブログでたびたび取り上げているどんぐりですが,今まで登場しなかったどんぐりを今日は紹介しましょう。
下の写真左から1番目,2番目のどんぐりがそれで,「シラカシ」という木のものです。1番目が殻斗をかぶった状態,3番目はその殻斗を伏せて撮ったもの。4番目,つまり右端のは近縁の「アラカシ」のどんぐりです。
アラカシとシラカシはよく似た樹種ですが,どんぐりの大きさはシラカシの方が大きく,形もアラカシがとがって真ん中より少し下が一番太いのに対して,シラカシはずんぐりとしていて真ん中あたりが一番太いことで区別ができますね。でも殻斗はどちらもしま模様で,近い種だけのことはあります。
ところで,きょうのお題の「めずらしい?どんぐり」について。
シラカシはこの地域に普通に見られる樹種なのですが,どういうわけか金城の中で自生しているものを見かけたことがありません。この写真のシラカシのどんぐりはW9号館東側のW1号館との間に植栽されたものなのです。金城でカシ(樫)の木といえばアラカシといっていいほど。どうしてこのように樹種が偏ってしまうのか,不思議ですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿