2013年8月23日金曜日

猛暑の湿地調査

 みなさまこんにちは,よしだです。

 私は昨日 (22日) 三重県鈴鹿市・四日市市の湿地へ,毎月一回行っている水質調査に出かけました。名古屋と同様こちらでもしばらく雨が降っていないようで,湿地の一部はこんな感じに・・・
干上がっています(汗)
 
 この調査では,鈴鹿市・四日市市の2市3湿地で合わせて18ヶ所のサンプリング地点を設けていますが,今回そのうち5ヶ所では水を得ることができませんでした。

 ところでこの日の名古屋の最高気温は38度越えでしたが,こちらもとにかく暑かったです。数歩歩くだけで汗だくに・・・。
 この暑さ,暑いだけならともかく,汗が止まらないのが意外に厄介なのです。というのも,
サンプルにもし汗が入ったら,
そのサンプルは分析に使えなくなるから 

です。業界用語(?)でこれを「コンタミ」といいます。真夏のフィールドワークも大変です!

 さて,以前ノリウツギの装飾花について書きましたが,そのノリウツギの普通花も今回たくさん咲いていました。
真ん中に集まっている小さな花が「普通花」です
 
 シラタマホシクサの群落地では,その名の通り「白い玉の」花芽が目を引きました。まだつぼみの状態でおまんじゅうのような形ですが,球状の花が咲くまでもう少しですね! 

 昨年から始まった鈴鹿市・四日市市の毎月の水質調査は今回が最後です。一年を通して調査したことで,季節変化や水質の特徴を明らかにできると思います。これから残りの分析を進め,データを取りまとめてそれぞれの市に報告することにしています。
 

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