私の流量調査の研究がアメリカザリガニによって台無し(*)にされた恨みを晴らすため・・・というのは冗談ですが,やはりアメリカザリガニは湿地の生物にとって好ましい存在ではない外来種ですので,数を減らすことは重要で,昨日(4日)に捕獲をしてきました。
*「研究が台無し」というのもウソで(すみません・・・),データを確認したところ,たまたま装置のデータ保存が止まっていた時にザリガニが穴を開けていたので,被害は実質ゼロでした。
それはともかく,私が一人黙々と捕獲してきてもいいのですが,こどもにとってはザリガニ釣りはとても面白い遊びであり,しかも遊びを通して外来種の問題も勉強できる,とてもいい教材です。本学の山村先生のお子さんが関心を持ってくれたので,先生とお子さん,私の3人でザリガニ釣りをしてきました。
釣りをしているときの写真を撮り忘れた(不謹慎ながら,大人も夢中になるくらい楽しいです!)ので,いきなり結果の写真になってしまいますが,1時間ほどがんばって3人で13匹のアメリカザリガニを捕獲しました。
今回どうやって釣ったかというと,こちら!!!
お酒のお伴ですね(笑)
いかのくん製をタコ糸にしばって湿地の水たまりに沈めるだけ。においに敏感なアメリカザリガニは、いかのくん製の強いにおいですぐに集まって、夢中で食べようとするので、そのスキに引き上げれば釣れるのです。
W10号館に戻ってくると、エスカレーターの下のあたりに人だかりができていました。薬学部の大原先生がアメリカ人の先生からいただいたという、「世界一臭い食べ物」とさえいわれるスウェーデン名物(?)シュールストレミングの大試食会(!)が行われていたのでした。もともとニシンの塩漬けなんですが、缶詰の中で発酵(というよりも腐敗・・・)が進むので、その臭さと言ったらもう・・・(絶句)
ネットでは臭いまで伝わらなくて何よりです(苦笑)
これに似た臭いのするものと言えば日本の「くさや」でしょう。そう思ってアメリカザリガニのえさに使ったいかのくん製の袋の裏を何気なく見てみたら・・・
!!!!!
どうりでこのくん製も匂うはずです! ということは、シュールストレミングでもザリガニが釣れる、ってことですね。勇気のある人は試してみてください!!!
0 件のコメント:
コメントを投稿