きのうは大学で「クリスマス礼拝」が行われました。夕方にはランドルフ記念講堂のカリヨンにも明かりがつけられ,いつもとは違った雰囲気でした。
残念ながらきのうは一日どんよりと雲が垂れ込め,時々雨の降るあいにくの天気でしたが,ここ最近,晴れた日の日没後には,西にひときわ明るい星を見ることができます。下の写真で,カリヨンの十字架から水平に右に進んだ名古屋の街明かりの上の方に,一点の光があるのがわかるでしょうか? 地球から最も近い星,宵の明星の金星です。
普通のデジカメでもちゃんと写ります!
考えてみれば当たり前のことなのですが,金星は太陽の側にある(太陽系で地球よりも内側にある)ので,真夜中は見ることができません。そして,いまは地球と金星の位置関係から夕方に見えていますが,年明けしばらくすると,日の出前に東の空に見える「明けの明星」となるのだそうです。
宵の明星,明けの明星とも,わずかな明るさの空の中で一点の強い光を放つさまに,自然の不思議さと同時に,ある種の神秘さを感じざるを得ません。
0 件のコメント:
コメントを投稿