またまた二つの太陽の出現です。前回13日のブログで紹介したのは上下に2つ,でしたが,今回は左右に2つです。撮ったのはきのう (16日),たまたま研究室の窓の外を見たらこの景色でした!
画面右が本物の太陽,
左がもう一つの太陽です
(左端はランドルフ記念講堂です)
これは「幻日」 (げんじつ) という現象で,上空の氷の六角形の結晶が水平に並んだ時,太陽の光が曲げられて,真横に明るい光の塊ができるのだそうです(私も詳しくないので大した説明ができませんが・・・)。当然太陽の左右どちらにもできますが,今回は太陽を見て左側だけでした。とはいえ,こんなに明るい幻日はなかなか見られるものではありません。
時間が経つにつれてこの幻日もその名の通り幻のように薄くなってきました。
一枚目の時は光が強くて,太陽と同じように幻日が白っぽく見えてますが,二枚目の写真だと「幻日」は虹のように色が分かれていることがわかります。虹が七色に見えるのと同様,太陽光の屈折でこの現象は起きているのです。
しかしながら,現象の説明はともかく,自然現象はなぜ「美しい」と感じてしまうのでしょうね? このような光景を見ると,なにか素敵なことがありそうだ,とさえ思ってしまいます。
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