2014年4月23日水曜日

金城の「春の山菜」

 みなさまこんにちは,よしだです。

 春を迎えて,金城の里山の話題は「花」や「たけのこ」が中心になっていますが,あまり数はないものの山菜もあるのですよ。

 まずはタカノツメ」です。学内にはどこでもありそうですが,実際はそれほど多くないと思います。タカノツメというと普通みなさんは唐辛子を思い出すことでしょう。でも樹木のタカノツメはそれとは全く関係ありません。従ってこの新芽も全然辛くないです。一般的には天ぷらにして食べることが多いですね。
* なお,下の写真は10日前に撮ったもので,今はもう葉が展開しています。

 お次はリョウブ」です。むかしむかし,飢饉に備えて若芽が食べられるこの植物を植えよ,というお達しがあったため,お達しを意味する「令法(りょうぶ)」がそのままこの樹木の名前になったとされます。先日のトヨタの森でのサンプリングでは,ゆでたリョウブの若葉をご飯に混ぜた「リョウブめし」をいただき,初めて食べたのですが意外にくせがありませんでした。金城の里山ではあちこちで見ることができます。

 次は赤い新芽が印象的ですが,その特徴を名前にした「アカメガシワ」です。これは金城の里山のいたるところに数多く生育している植物で,あまり見向きもしていなかったのですが,天ぷらやおひたしにして食べられるとのこと。ネットで検索してみると,「意外にいける」といったコメントが出ていたりします。ちょっと試してみようかな???

 最後は真打ち「タラノキ」の登場です。だれもが知っている山菜の王様「タラの芽」は,天ぷらにするととてもおいしいですね。とげが多いので,葉が開いたらもう食べられません。下の写真では,中央の新芽だけ食べることができます。金城の里山には数えるほどしか生育していないので,今は「見て楽しむだけ」です。
おいしそうなんですけどね~(苦笑)

 まだまだ食べられそうな山菜はあるので,もうちょっとお勉強してみようと思います(笑)。
 

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