7日(火曜日),薬学部の吉川先生とそのセミナー生のみなさんを湿地にご案内しました。秋の湿地見学ツアー (?) の第二弾です。
先週の第一弾と比べると,ハゼノキやガマズミなどの紅葉が少し進んできたようです。春に湿地見学をしたみなさんは,春と秋の違いを感じているようでした。
今回もメインとなるのはシラタマホシクサですが,別の花にも関心が集まっていました。
みなさん熱心に撮っていますが・・・
撮っていたのはワレモコウ(すみません,花の写真を撮るのを忘れました)。日本各地の湿地でよく見られる種ですが,独特の形の花が咲くと「秋だなぁ」と感じるものです。
あとみなさんに今回注目してもらったのがこちら。
ナツハゼです
日本に自生するブルーベリーの一種です。もちろん,お店で売っている栽培種のブルーベリーのように,大粒で甘い,ということはありません。酸味があり,野生の味ですね。今年は去年よりもたくさん実がなりました。どんぐりもたくさん落ちていて,里山は実りの秋を迎えています。
そうそう,今回はちょっと発見が。
湿地にいた時,周辺林でジェージェー濁った声で鳴きながら,何羽ものカケスが飛ぶのを見かけました。カケスはカラスの仲間ですが真っ黒ではありません。以前は金城の里山でもよく見られた鳥ですが,ここ2年くらいは一度も見ることがありませんでした。なぜいなくなったのか理由はわかりませんが,久しぶりに見られて安心しました。
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