みなさまこんにちは,よしだです。
きょうは台風一過の青空となりました。通勤で使う瀬戸線からは,御嶽山・乗鞍岳・中央アルプス・恵那山・白山・能郷白山そして伊吹山と,久しぶりに遠くの山々を望むことができました。
御嶽山が噴火してから10日が経ちました。噴火後名古屋から初めて見えたのが一週間後の4日(土),でもこの時はややかすんではっきりしませんでした。写真のコントラストや明るさをかなり調整して,ようやく噴煙がわかる程度でした。
そして今日,出勤前に矢田川の河畔で撮った写真がこれです。これもコントラストなどをいくらか調整していますが,山体とそこから立ち上る噴煙ははっきり見て取れます。少なくとも2つの場所から噴煙が出ていることもわかります。
昨日小野先生とのお話の中で,1979年の御嶽山有史初の噴火のときは大学からも噴煙が見えた,とお聞きしました。大学から御嶽山が見えるところを私は知らなかったのですが,N3棟に上がってみると・・・
上の写真の中央,森の上をご覧ください。白く雲のようなものが見えますが,これが御嶽山の噴煙です。御嶽山自体は見えませんが,数百メートル立ち上がる噴煙でその位置がわかりました。
こうしてみると,御嶽山がいかに近い山であるかがわかりますね。名古屋周辺にある学校の校歌に織り込まれる山としては伊吹山とともに多いようですし,この山が白くなると冬が近いことを知らせてくれます。
今回多くの方がこの噴火でお亡くなりになりました。標高の高い山でありながら親近感のある山であり,美しい紅葉を楽しもうと登った時に突然起こった災害。山登りを愛好する者のひとりとして本当に残念でなりません。台風が過ぎてまた今日から救助活動が再開されたそうですが,雪が降り始めるのはもうすぐ。早く行方不明となっている方々が見つかってほしいものです。
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