落葉樹が葉を落とす冬は鳥を観察するにはいい季節ですが,特に朝は活発に動くので,探さなくてもいろいろな鳥を見ることができます。
朝の出勤時,私はいつもひとつ前の喜多山駅で列車を降り,第三駐車場から大学に入ります。駐車場から森の中を通っていくだけでも,鳥が飛び交う姿が見られます。けさはツグミが道路を横切るのを目撃し,さらには
あっ,ルリビタキ!
最近の私のお気に入り!(笑)
やっぱりいましたね。さっと常緑樹の中に消えてしまい写真は撮れませんでしたが,メスタイプでした(ちゃんと学習しましたよ~)。
ルリビタキはなかなかお目にかかれませんが,たとえばシジュウカラ・ヤマガラ・エナガ・コゲラなどはこの時期一緒に群れをつくって活動するので,うまく群れに当たれば一度に何種類もの鳥に出会えます。
下の写真はその一つ,エナガです。この群れの中で一番尾が長いので,簡単に見分けられるでしょう。
おしりから失礼します(笑)
そしてこの群れによくくっついているのがメジロ。メジロだけでかなりの数の群れをつくって飛び回っています。花の蜜や果物など甘いものが好きな鳥,というイメージがありますが,虫も好物で,木の幹のすきまにいる虫を探して食べます。おっとりしていそうに見えますが(失礼?),その動きは俊敏かつ器用で,木の幹を自在に動き回ります。
幹に縦に止まることもあれば・・・
(きつつきではありませんよ)
さかさまにだって止まれちゃう・・・
えさの少ない冬を乗り切るために,鳥たちは必死なのでしょうが,群れの鳥たちが木から木へあちこち飛びまわるさまは,なんだか楽しそうにも見えます。
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