長い連休が終わりました。私自身は連休中に新しい調査地で作業をしたりして、遠出はせず普段の休みと同じ感覚でしたが、今日から久しぶりに「現実」に戻ったという方も多いことでしょう。
さて今回ご覧いただくのは、私にとっての「現実」(?)の場所である実験室からの眺めです。
↑ 部屋の一部を入れて「窓」らしく…
窓の外の、黄色の木が目につきますね。これはシイの花です。昨年よりも少し遅く花の時期を迎えました。稲穂のような黄色の雄花がたくさんつくため、まるで木がまるごと黄色ように見えます。大学内では、シイの大木はこの写真のランドルフ記念講堂の入口の他、図書館の北側やE5号館の南側などでも見ることができます。
ところで、連休中に郊外の森に出て、あるいは金城のみなさんは久しぶりに今日大学に来て、何だか青臭いような、お世辞にも快適とは言えない香りに気付いた人はいませんか? においの発生源はこのシイの花なのです。この強力なにおいで集まった虫に花粉を運んでもらい、受粉するのです。
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