みなさまこんにちは,よしだです。
13日に開催される「第6回人と自然の共生国際フォーラム」に向けて,今日は最後の打ち合わせを行いました。どのような出し物をするのか,誰が何を担当するのか,何を持っていくのか等々,最終的な確認が中心でした。しかし,フォーラムの二週間後には金城祭があってKSCも展示をするので,そちらの準備も始めなければならず,しばらくはちょっと忙しくなりそうです。
さて,下の写真はフォーラムと全く関係ないのですが,私が学内で拾った小枝です。枯れかけた葉っぱと一緒にとても鮮やかな緑色のものがついていますね。これはヤママユガという蛾のまゆ玉です(虫が専門の小野先生に間違いないことを確認していただきました)。
まゆ玉を拡大してみましょう。ふかふかなように見えますが,意外に堅いです。
それにしても美しい緑色ですね。このまゆ玉,カイコのまゆ玉と同様に糸を取ることができ,ヤママユガが「天蚕(てんさん)」という別名を持つのも頷けます。信州の安曇野地方では,ヤママユガを飼育して糸を紡いで,淡い緑と美しい光沢の絹糸が作られています。しかし収量が大変少なく,ちょっとしたショールでも10万円(!)ぐらいするそうで,ゆえに「繊維のダイヤモンド」と呼ばれています。
ヤママユガ自体は全国的に生育していますが,きれいなまゆ玉を見つけたのはこれが初めて。何か宝物を見つけたような気分です!
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