今日は午前中,名古屋市内の他の大学に授業に行っていました。その際見かけたのが下の写真の花。
さて,空を見上げるとちょっと珍しい現象が起きていました。幻日(げんじつ)です。下の写真の左,木立の上にあるのが本物の太陽ですが,右の電柱の上の方に明るい光が見えませんか? これが幻日です。もっと大きな幻日はその名の通り,太陽と見間違えるくらいはっきりとした光を放ちます。
この現象,上空に浮かぶ雲の中の氷の状態が,ある条件を満たした時に発生するものだそうで(私はちゃんと理解していないので詳しいことは省略です…) ,なかなかお目にかかることはできません。
そしてこの時,同時にこんな現象も起きていました。太陽の真上に,太陽に対して反りかえるような形でうっすらと虹のようなものができていました。目でははっきり見えても写真で表現するのは難しいですね。中央少し上に虹のようなものが見えませんか? 見えるような,見えないような…色調やコントラストを変えてみましたがこれが限界です。
これは環天頂アークという現象で,雨上がりに見える虹とは全く別物です。上の幻日と同じ条件の時に現れるのだそうです。
これらは夏の水蒸気の多い空ではなかなか見られないので,このような現象が見られるのも「秋らしさ」なのかもしれません。
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