みなさまこんにちは,よしだです。
きょうはどんよりとした曇り空ですが,名古屋ではこのところずっと雨が降っていません。一番最近雨が降った日というと5月11日の「春の里山撮影会」の日ですから,実に半月間も雨が降っていないことになります。水を雨水と湧水だけに頼る八竜湿地では水量がかなり減ってしまい,下の写真のいつもなら湧水があって地面が湿っている場所も,まるで乾いた小石の山ようになっていました。
湿地の流量も相当少なくなっていると思われたので,今朝水量を測定してみました。画面中央下の三角堰(ササの葉で少し隠れていますが・・・)を超える水にも勢いが全く感じられません。
パソコンの画面には水温や水位がグラフで表示されます。
ただ,実際の水量は手作業で測るしかなく,例えば 10 秒間流れ出した水をビニール袋で回収し,その量をメスシリンダーで測定するのです。結果は1分間あたり 9.6 L。雨が降って晴れた日が 3-4 日続いた後でも1分あたり 30 L 以上になりますから,今回がいかに少ないかがわかります。
今日はこの調査が終わった頃,天気予報よりも少し早く雨が降り始めました。もしかしたら今日にも東海地方も梅雨入りになるかも?とのことですが,湿地に恵みの雨がもたらされるでしょうか?
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