暑さを感じさせる陽気となった今日、炭焼きを行いました。前回の炭焼きは2013年12月16日ですから、実に5ヶ月半ぶり。
「里山で炭焼きを体験しよう」を実施しました
http://kinjosatoyama.blogspot.jp/2013/12/blog-post_16.html
そして今回の炭焼きは、この炭焼き小屋が完成してからちょうど
記念すべき30回目!
5年間で30回ですから、平均するとおおむね2ヶ月に1回のペースで炭焼きをやっていることになりますね。これだけ続けられたことに感謝しています。
ですが、今回は炭焼きの前にやらなければならないことがありました。煙突の修理です。この冬の大雪で傾いてしまった煙突を、まっすぐに固定するのです。
手前の支柱が傾いてしまっています
買ってきた木の棒で
新しい支柱を作っています
煙突を直しながら竹を詰め、いつも通りふたをして砂で空気を遮断します。前回の残りの消し炭の上に、燃えやすいスギの落ち葉を乗せ、さらに小枝を積み重ねて火をつけます。しばらく交代しながら、うちわをあおいで火の勢いを上げていきます。
さて、きょうは炭焼き小屋にお客様がいらっしゃいました。下の写真でえんじ色の服を着ておられるその人は、日本福祉大学の水野先生です。水野先生とは、4月20日に行われた日本福祉大学の「たけのこ祭り」でお会いして以来のお付き合いがあり、今回の炭焼きを見学していただくことになりました。
日本福祉大学「たけのこ祭り」
http://kinjosatoyama.blogspot.jp/2014/04/blog-post_5956.html
なお、水野先生の手前におられるのが、金城の副学長である成瀬先生です。実は水野先生と成瀬先生は親戚の関係だそう。おどろきですね!
薪が安定して燃えるようになったら、次の炭焼きのためにタケを割ります。初めて炭焼きにやってきた学生さんも、さっそくタケ割りに挑戦です!
それも一通り終わると、学生さんたちは「ペタンク」で遊び始めました。タケの切れ端などで標的を作り、そこへ一人ずつ小石を投げていきます。
そんなことをしているうちに、きょうの「炭焼きグルメ」(笑)である「焼きたまご」ができあがりました。生卵を炭焼き窯の砂の中に入れて加熱したもので、たまご焼きでもゆで卵でもありません。
一方で今日は、窯の中の温度の上がりがいまひとつで、煙の色がなかなか変わりませんでした。
それでも17時近くなると煙の色は薄くなり、やや紫がかった色に変わっていきました。これを目安に、窯を閉じて終了しました。
今日は炭焼きには暑い一日となりましたが、火を囲みながらお話をしたり作業をしたりするのは楽しいことですね。これからも炭焼きがずっと続けられることを願っています。
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