11月8日(土曜日),里山学習講座の第二弾「どんぐりクッキーをつくろう」を開催しました。暑くもなく,寒くもないちょうどよい陽気となり,午前の部の里山の森の見学と伐採体験にはちょうどよかったです(^_^)
10時に集合してごあいさつ,スケジュールの説明や注意事項をお伝えした後,さっそく外に出て森の見学をしました。
下の写真では,真ん中の赤い服を着た小野先生が,森の端ではクサギやアカメガシワなどの明るいところを好む木が生えてくることを説明しています。
クサギはその名の通り葉にくさいにおいを持っていて,みなさんにそのにおいをかいでもらったのですが,そのままでは気分がよくないですね(苦笑)。なので「お口直し」にブルーベリーの仲間であるシャシャンボの実を食べてもらいました。
おいしいかな~?
ぐるっと里山を一回りしたのですが,ランドルフ記念講堂の南を歩いていたら・・・
あっ,タヌキだ!!!
本当に一瞬のことだったのですが,イヌでもネコでもなく,間違いなくタヌキでした。小野先生も私も,これまで自動カメラの映像としてタヌキは見てきましたが,学内で本物のタヌキを見るのは初めて!
(一瞬のことなので写真は撮れませんでした・・・残念)
さて,ランドルフ記念講堂の東までやってきて,ここで伐採体験をしていただきました。主にスダジイやヒサカキなどの常緑樹を切ってもらいました。
伐採の後はどんぐり拾い。ランドルフ記念講堂の入り口にツブラジイの大木が数本あって,今年は豊作の年のようです。たくさんの実が道路に落ちていました。どんぐりが車につぶされて,道路が真っ白になってしまうほど!
昼食をはさんで午後からはいよいよどんぐりクッキーづくりです。講師は,昨年もこの企画で担当していただいた梶浦先生。午前中KSCメンバー4名とともに厨房で試作をしていました。
楽しいお料理教室の始まりです。まずは生地を混ぜ合わせていきます。今回は小麦粉70 g に,スダジイ・ツブラジイのどんぐりを挽いて作ったどんぐり粉を10 g の割合で混ぜました。
片隅では,余った生地で小野先生もチャレンジです(笑)
学生さんに見守られています (^_^)
生地ができたらいったん冷蔵庫で休ませて,型抜きをします。ここに,さっき拾ったどんぐりをトッピングしていきます。
オーブンで焼くことおよそ10分,どんぐりクッキーのでき上がりです!!! おいしくできてみなさんの笑顔がこぼれます。
はい,ちーず!
今回も里山の恵みを感じていただく講座ということで企画したのですが,参加者のみなさんに楽しんでいただけたようで何よりです。また来年も,ですね(笑)。
参加者のみなさん,スタッフのみなさん,おつかれさまでした。
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