みなさまこんにちは,よしだです。
きょう(1日,土曜日)は,八竜湿地に隣接する樹林地一区画を,今後手入れしていくための維持管理ワークショップが金城で行われました。
これは,今まで手つかずだった樹林地のこの区画の保全活動に対し,所有者の方のご理解がいただけたことで,適切な伐採方法など保全の進め方について検討する会議です。八竜湿地を含む八竜緑地の管理者である名古屋市,そこで保全活動を行っている地元ボランティア団体の方々,そして金城からは八竜湿地で調査をさせていただいている小野先生と私,あわせて約20名が参加しました。
最初に,それぞれの立場から八竜湿地やその周辺の森林の状況について説明がありました。普段八竜湿地の水質・水量を測定している私も,現状について説明をしました。水があってこその湿地ですから,みなさんの関心の高さがうかがわれました。
その後,現状の課題,八竜湿地・緑地の将来像について,付箋を使って各自考えていることを書き出しました。わずかな時間にたくさんの付箋が紙に張り付けられました。
付箋の内容を近いものでグルーピングし,次回以降具体的な方策について検討していくことにしました。
きょうはあいにくの雨で,予定していた現地視察は中止となりました。次回は現地を見てから検討を続けていきます。八竜湿地がいつまでも希少種が生育する湿地であり続けるために,ほんの少しですが,私もお手伝いできることをうれしく思います。
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