2週間ほど前のことになりますが,W8号館付近の道を歩いていたら,鳥の巣が落ちていることに気づき,拾ってきました。直径約 8 cm,高さ約 5 cmの小さな巣です。外周にはコケが張り付けられています。巣の中の温湿度変化を少なくするためでしょうか。あるいは木立の中で目立たなくするためでしょうか。
この巣は,作りの特徴からおそらくメジロのものと思われます。親鳥はせっせとシュロの繊維を集めて形を作り,コケを集めて周りに張り付けたのでしょう。手間暇かかった巣に,メジロの懸命さを感じました。
金城学院大学のサークル “金城学院里山コンサベーション” (KSC) のブログです。KSCは,2009年の金城学院創立120年・大学設立60周年の記念事業で始まった「キャンパス里山化計画」の担い手として結成されました。このブログでは,金城学院大学の豊かな自然林の里山化の取り組み,そこに生きるいきものたち,そしてKSCメンバーによる自然をフィールドにした活動など,幅広く紹介しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿