先日W1号棟 (旧W10号館) の南側に,特徴のある草がまとまって生えていることに気がつきました。それがこの写真・・・。
樹木の区別はいくらかできても,草の名前をほとんど知らない私ですが,そんな私でも見ただけで
セリ科の植物である
ことがわかりました。なぜかというと,ニンジンの葉によく似ているから(笑)。
おもしろいのは先端部分で,すでに実がついています。よく見ると毛のようなものがついていますね。そう,
ひっつき虫!
これと同じ形(紡錘状)で大きいものは「オナモミ」ですが,こちらは一つ一つは長さが 1 cm あるかないかのちっちゃなもの。調べてみたら
オヤブジラミ
という名前でした。藪に生えていて,この実の形が吸血昆虫の「シラミ」のようだ,ということで「ヤブジラミ」があり,それよりも実が大きいから「オヤブジラミ」のようです。
(ヤブジラミは6-7月ごろ花が咲くそうです)
オヤブジラミが生えているのは人が通らない場所。この実を誰に運んでもらおうと思っているのでしょうか?
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