今回は4月18日に行った八竜湿地での流量調査の様子をお伝えします。
このブログでも何度も紹介しているように,私は八竜湿地の水の量を把握するため,流量測定装置を設置して観測に当たっています。
少し前にちょっとだけバージョンアップして,装置全体に網をかけました。これは装置付近に落ちてくる枯れ葉や枯れ枝をよけるためのもの。枯れ葉などが装置に引っかかると水位が高くなって,流量を正確に測定できなくなってしまうので,できるだけ入ってこないようにする必要があるのです。
今回様子を見にいってみると,網をかけたことでそれなりに効果があったようです。
湿地の様子を見てみると,コバノミツバツツジがそろそろ終わりかけていましたが,花期の長いハルリンドウとの競演が見られました。
湿地の中心部では,一本だけスッと立っているマルバアオダモが綿毛のような花を咲かせていました。
足元ではスミレの花が。シハイスミレかマキノスミレだと思うのですが,両者の中間型も存在するそうで,私にはちょっと判断できませんでした。
花はありませんが,別の場所ではマメナシの実生が育っています。まだ樹高は30cmくらい。これからどんどん成長していってほしいものです。
調査はもちろん大切ですが,いろいろな植物に出会える野外調査は,私の楽しみの一つでもあります。
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