2012年3月13日火曜日

窯開き

みなさまこんにちは、よしだです。
 今日は先週9日に焼いた竹炭の取り出しを行いました。まずは窯にかぶせてあった砂を取り除きます。この作業、砂が重いのと、砂ぼこりにまみれるのとでちょっとしんどいです。なのでこれが終わると…。

河村先生の表情にも余裕が出ています(笑)

 そしていよいよ窯の蓋を開けます。温度の高い上の方は一部が灰になっていますが、全体的にきれいな竹炭ができていました。
 ところで、下の写真の右に見える筒状のものは、キリなどの端材を入れた缶です。竹以外の材料の炭化の様子を見るためのものです。少しわかりにくいですが、右下に黒い花のように見えるものがありますね。
 これはモウソウチクを約30 cm の長さに切って、そのまま入れておいたもの。焼き色が入った竹の花瓶ができないかと、河村先生の発案で今回初めて試してみました。焼いた結果、上部が裂けて花瓶というよりは炭のオブジェになりました。味のある「竹炭アート」ができあがりました。

↑ 「ほほぅ、これはおもしろいなぁ」 

 「竹炭アート」の場合、完全に炭にするのではなく、やや生焼けくらいにするのが良さそうです。しかし、狙って生焼けにするのは簡単ではありません。まだまだ炭焼き修行は続きそうです(笑)。

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