みなさまこんにちは、よしだです。
いくらか大げさなタイトルをつけてしまいましたが、私が大学の里山の中で見たこの春いちばんの花―それはヒサカキでした。
ヒサカキはこの地域の里山ではごく普通の樹木で、大学の中にもたくさん生育しています。仏壇などにお供えをする花と、よく一緒に飾られる葉っぱの木といえば分かる方も多いでしょう。木偏に神と書くサカキの代わりとして使われ、サカキよりも葉が小さいから、ヒメ(姫)サカキ→ヒサカキとなったと言われています。
それにしてもすごい量の花です。小枝にびっしりと「これでもか」と言わんばかりの数の花をつけています。植物にとって花は高い投資を必要とするもの。光合成で得たエネルギーを惜しげもなく花に投入しているように見えます。
花自体は大きいものでも 5 mm 程の大きさで、淡く控え目な色づかいですが、それをたくさんつけることで虫の誘引効果を高めているのかもしれませんね。
さて、次は何が咲くでしょうか?
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