先日八竜湿地の見回りに行った時のこと,木道を歩いていると木くずがいっぱい落ちていることに気がつきました。
この時期木くずが散乱していると,
「むむっ,また木を枯らす虫の仕業だな!」
と思ったりするのですが,今回の木くずは大きな破片ばかり。虫が木に穴をあけるときに出すような「おがくずサイズ」ではありませんでした。
それで見上げてみると,ヤマザクラの大木が枝を張っていました。このヤマザクラはとても元気よく葉をひろげているのですが,ちょうど真上あたりに太めの枯れ枝がありました。
その枯れ枝をよく見て見ると・・・ありましたありました。
鳥の巣穴です!
おそらくキツツキが開けたのでしょう。木くずは親鳥の苦労の跡だったのですね。
巣穴はまだ新しそうです。しばらく観察してみたものの,巣穴からヒナが顔を出すこともなければ,親鳥がえさを運ぶこともなかったので,まだ作っている途中なのか(どこかで休憩中???),あるいは親鳥が中で卵を抱いているのかもしれません。
ここでもまた元気なヒナたちの姿が見られるのでしょうか。
楽しみですね!
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