昨年の冬,金城の森にオオワラジカイガラムシが大発生したことをお伝えしたのですが・・・
2014年3月19日 害虫の大発生!
http://kinjosatoyama.blogspot.jp/2014/03/blog-post_19.html
今年もまたその季節がやってきました(ため息)。アラカシの木を見上げると,幹の下側がまるでイノシシのこども(ウリ坊)のような模様になっていますね。
アラカシの表示板の上側もご覧の通り。白く見える一つ一つがオオワラジカイガラムシです。もはや「無数の」としか言いようのない数です (>_<)
このカイガラムシは樹液を吸って成長するものの,余分な水分は排出します。一匹一匹が出す水はわずかでも,何千,何万匹となれば相当な量に・・・。
樹皮に水滴ができたり・・・
(これはこれできれいですが…)
下に生える植物がコテコテになったり・・・
(雨が降ったわけでもないのに~)
他の先生から,
「駐車場に車を置いておくと,フロントガラスに小さな水滴みたいなものがたくさんついてしまうのだけど・・・」
という問い合わせをよくいただくのですが,この季節の「犯人」はおそらくこのオオワラジカイガラムシでしょう。水滴は薄い砂糖水のようなものなので害もなく,水か湯で洗えば簡単に落ちます。でも,第三駐車場からの森の中の道を歩くと,靴の裏がペタペタ吸い付く感じがして
なんか気持ちわるい~ (T_T)
↑ 砂糖水なので若干粘り気があるのです。
もちろん,特定の虫が大量発生すること自体,あまり好ましいことではありません。しばらく注意して観察しようと思います。
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