2018年2月17日土曜日

東谷山湿地研究会の報告会 

 みなさまこんにちは,よしだです。

 今日は東谷山フルーツパークの会議室を借りて,東谷山湿地のボーリング調査の報告会が行われました。これは,昨年6月に行ったボーリング調査のサンプルを使って,それぞれ得意分野の分析・調査を行った結果を持ち寄り,議論するというものです。今回は調査メンバーだけでなく,地元で保全活動をしている東谷山湿地群を守る会や,愛知守山自然の会など,湿地保全を行っているボランティアの方々も参加されました。
たくさんの人が集まりました
 
 得られたボーリングコアの特徴や,その中から見つかった植物片による年代測定,花粉分析,珪藻分析など,さまざまな報告がされましたが,小野先生も東谷山を江戸時代の文献からあたった結果や,ボーリング試料中の昆虫を調査した結果を発表され,相変わらずご活躍です!
ちょっと暗いですが,小野先生のご発表です
 
 私もボーリング試料を化学分析した結果を発表し,多くの質問を受けました。ボーリング調査は以前八竜湿地でも行いましたが,直線距離で10 km くらいしか離れていないのに,どの測定項目からも「全然違う」という結果が示され,一口に「湧水湿地」と言っても多様性があることを強く感じました。面白いですね。

 今回はまだ中間発表の段階で,私も分析機械の故障により一部データがないまま今日を迎えてしまいました。残りのデータをきっちり出し,他の先生方のデータと照らし合わせて,結果を出していきたいと思います。
 

2018年2月14日水曜日

島田湿地で調査

 みなさまこんにちは,吉田です。

 昨日は天白区の島田湿地に行き,八竜湿地と同様に行っている流量調査のデータ回収などをしてきました。装置にはたくさんの落ち葉がたまっていました。冬の真っ盛りなのに,なんでこんなに…と少々うんざりしてしまうのですが,秋に落ちた葉が風に舞って飛んでくるのでしょうね。
中央右寄りに装置があるのですが,
落ち葉に埋もれています(笑)
 
  落ち葉を取り除き,データを回収し,手動で実際の流量を測って作業は終了。水がとても冷たかったです。

 帰りに湿地のようすを見て回りましたが,地元のボランティアの方の手入れが行き届き,きれいに草が刈られていました。

 緑の葉はほとんど見られず,春はまだ先のようですね。
 

2018年2月9日金曜日

八竜湿地の水質調査と,ミサゴの飛来

 みなさまこんにちは,よしだです。

 2月6日(火曜日),八竜湿地で定例の水質調査を行いました。いつものように名古屋市の環境科学調査センターとの共同調査で,センターの方2名と一緒に,湿地内に定めた約20ヶ所の採水地点を,約3時間かけて回っていきます。
 
 この日もよく冷えて,氷点下の朝でした。湿地内では氷が張っていたり,霜柱ができていたり。霜柱はなぜこのように一直線に天に向かって氷が成長するのか,不思議ですよね? 
 
 しばらく雨や雪が降らなかったからか,2ヶ所で水がなくて採水できなかったものの,順調に作業を終えることができました。サンプルをまとめたり,長靴を履き替えたりしているとき,空を見上げると大きな鳥が飛んでいました。明らかに猛禽類です。
 でも種までは分からず,このあたりはよくオオタカが飛来するので,なんとなく「オオタカですかね?」と話をしながら写真を撮り,調査を終えました。
 
 研究室に戻り,サンプルのろ過をしながら撮った写真を見ると,オオタカにしては白すぎる感じがします。いろいろ調べてみると,これはミサゴではありませんか!  
 ミサゴがこのあたりにも来ているらしい,ということは耳にしていましたが,私が実物を見たのはこれが初めて! 寒い中調査をしたごほうびがもらえたような気分でした。
 
 最後になりましたが,名古屋市環境科学調査センターの方々,おつかれさまでした。
 

2018年2月2日金曜日

寒い日が続いていますね

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 寒い日が続いていますね。名古屋ではさらに,1/24(水),1/26(金),1/28(日),1/29(月) と,名古屋にしては高頻度で雪が降りました。交通の障害やけがなど心配事も多い冬の寒さですが,一方で普段とは違う雪景色は素敵ですよね。
 
 というわけで今回は,雪が降った時の大学のようすをお伝えします。
 まずは大学西側の駐車場から見た森です。マツ・落葉樹・常緑樹という,3世代同居の状態がここでは観察できるのですが,常緑樹に雪が積もってきれいですよね!
 
 学内でよく見かける冬鳥のジョウビタキです。寒い中,毛を膨らませて日向ぼっこをしているみたいです。
 
 幼稚園の横にある文四郎池は,この日全面結氷していました。部分的に凍ることはあっても,一面に氷が張るのは珍しいですね。
 
 こちらは本部棟で見つけたつらら。上から雪解けの水がぽたぽた落ちてきて,それが冷やされてつららの列ができていたのです。なんだかかわいらしいですね。 
 
  クラブハウス前の駐車場では,積もった雪が強い風にあおられて飛ばされていました。雪煙です! 太平洋岸で降る雪は,基本的に湿った重い雪なのでこうにはならないのですが,日本海岸から流れてきた雪雲が降らす雪はさらさらのパウダースノーで,このように風で飛んでしまうのです。
 
 大学から湿地に向かう山道をよく見ると,動物の足跡があるではありませんか。雪があるからこそつかめた「証拠」です。動物も人の道を利用しているようです。
 
  まだまだ名古屋では寒い日が続くようで,冬ならではの景色がもう少し見られそうですね。
  

2018年1月26日金曜日

あいち森と緑づくり 活動発表・交流会

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 このところ名古屋では雪がよく降りました。雪景色の森の景色はとても素敵なのですが,それはまた後日ご覧いただくとして,今回は昨日(1月25日 木曜日)に行われた,あいち森と緑づくり 活動発表・交流会に参加した時のようすをお伝えします。
 
 この会は,あいち森と緑づくり 環境活動・学習推進事業の助成金を受けている団体が年に一度集まって行うもので,私たちも里山学習講座を開催するために助成金をいただいていることから出席しました。これまで,毎年数団体の口頭発表があって,以前私たちも発表したことがありましたが,今回から「ポスター発表」も行われることになり,なんと!発表対象団体の一つに指名されました。というわけで学生さんがポスターを作り,それを持って丸の内の愛知県図書館に向かいました。
 
 最初に6団体の活動発表が行われ,続いてポスター発表会となりました。今回発表したのは20数団体でしょうか。KSCはプリンターの関係で幅84cmのポスターを持っていったら,会場の一団体分の幅に入らず,少し離れたところに貼ることになりました (>_<)
ポスター発表のようすです
KSCのポスターは少し離れて右端にあります
  
 まだ慣れていないこともあって,最初学生さんはすこし戸惑っていたかもしれませんが,せっかくの機会ですので,僕は全部任せることにしました。会場には「あいちの未来クリエイト部」で大変お世話になった長谷川先生も来られていましたので,KSCの発表を聞いていただきました。
長谷川先生 (左端) に
学生さんが説明しています
 
 ポスター発表は15分ほどと短かったものの,何人もの方が話を聞きに来ていただきました。ありがとうございました。学生さんにとってもいい経験になったと思います。
 
 つづいて交流会で,テーマごとに4グループに分かれてのグループディスカッションです。KSCメンバーは集客の問題を話し合うグループに入れていただきました。いかに人を集めるかとか,常連さんだけでなく新しい人をいかに呼び込むかとか,が共通の課題として挙げられました。
 それぞれの団体で集客に工夫もし,苦労もしていることがよくわかりました。里山学習講座は大学のホームページで告知をしているものの,学生さんからは「知らなかった」とのダメ出しが…(苦笑)。今の時代,SNSも有効に活用する必要もありそうでした。
 
 会の終わりに,これまでいろいろな面でお世話になっている県庁の方に,ポスターの前で集合写真を撮っていただきました(ありがとうございました!)。

 終了後は会場の会議室の隣にあるスガキヤで,ラーメンや甘いもの(笑)を食べて解散しました。
 
 今回ポスター発表の指名を受けたものの,学生さんがポスター作りに名乗りを上げて,2日余りで作ってくれました。発表自体もほとんど学生さんだけ。みんなが主体となってやってくれたことを内心嬉しく思います。みなさん,おつかれさまでした!
 

2018年1月20日土曜日

里山プロジェクトの発表会

 みなさまこんにちは,よしだです。

 きょうは学生プロジェクト科目「里山プロジェクト」の最後の授業日で,グループで調べたことの発表会を行いました。夏の合宿で行った豊田市大野瀬町に関する調査なので,今回は大野瀬合宿でお世話になった6名の方がわざわざ金城まで来ていただきました。

 受講生11人を2-3人で分けて5グループ作り,それぞれ得意とすることを調べてきてくれたのですが,大まかに言うと「大野瀬町に伝わる伝説について」「大野瀬町の食材を使ったお弁当の提案」「未利用材で施設を作ろう」「インスタで情報発信」「大野瀬の薬草」というタイトルで,それぞれ所属する学部や,個人的な好みの特徴がよく出ていて面白かったです。

 以下,各グループの発表や質疑応答の写真です。
 
 大野瀬の方も大変熱心に聞いておられ,毎回たくさんの質問が投げかけられました。すべての発表が終わって解散…となるのかと思いきや,学生さんと大野瀬の方と直接,提案の今後について話し合ったりと,授業でできたご縁がこれからも続くことになりました。

 今年度の「里山プロジェクト」はこれで終わりとなりました。私は小野先生のあとを継いで今回初めて担当しましたが,学生さんは「少数精鋭」でとてもよかったですし,私自身,大野瀬合宿をはじめとしていろいろと楽しませていただきました。
 
 みなさま本当におつかれさまでした!
 

2018年1月18日木曜日

倒木の撤去

 みなさまこんにちは,よしだです。

 今日は朝早めに(と言っても9:30ですが)八竜湿地に行き,私が流量測定をしているすぐ近くで横たわっている倒木の撤去をしました。

 この倒木,二代目となる現在の装置を設置した2015年7月はまだ「立ち枯れ」だったのに,それから1ヶ月ほどで倒れたのです。ちょっとじゃまだなぁ,と思いつつも,特に支障もないので,以来そのままにしていました。

 しかし,この二代目の装置も老朽化して更新時期を迎えてしまいました。現在新しい装置の設計を行っているところで,この倒木が更新作業に支障することから,撤去することにしました。
 
 前回お伝えした「八竜湿地のいも煮会」で,「水源の森と八竜湿地を守る会」の方から撤去について了解をいただき,必要ならお手伝いもしていただけるとのことでしたので,守る会の作業日に合わせて,今朝現場に入りました。
中央やや左の倒れた赤松を
これから撤去します

 守る会のみなさんはそれぞれ湿地のあちこちで雑草の除去などの作業中でしたので,まずは一人でやってみて,手に負えなければお手伝いをお願いすることにしました。

 まずはのこぎりで適切と思われる場所を切っていきます。上の写真の手前側が根もとで,枝先側は他の木の幹にかかって浮いた状態になっています。なのでノコギリを下側から入れて,自然に裂けるようにしました。倒れて2年半ほど経っているため,幹の腐食が進んで苦労することなく切ることができました。

 そして根もと側(手前側)の流路をふさいでいた部分を90度回転させて作業完了です。これも幹が軽くなっていたので一人でできました。
作業完了後の様子です
流路がすっきりしました
 
根もと側は90度回転させました
画面中央から右に向かう幹がそれです

 結局守る会の方のお手伝いを要請することなく終わったのですが,近くを通りかかった方から声をかけていただいたりして有難かったです。

 これで三代目となる流量測定装置の設置に向けて一歩前進しましたが,今度は大幅なアップデートが図られる予定です!