2018年10月9日火曜日

第51回炭焼き

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 夏が過ぎて少し涼しくなってきたことから,今月末の大学祭で配布する竹炭,朴先生の学生さんが実験で使う竹炭を作るべく,3月以来久しぶりに炭焼きをしました。
  
 今回は河村先生が用意してくださったステンレス管で煙突の交換をまず行いました。今までの煙突は内部にタールが付着して狭くなってしまったためです。このタールをどうやってきれいに取り除くかは,ちょっと難しそうです。
 
 次に竹を窯に詰めて,焚口に小枝や薪を入れて点火です。今回は朴先生の学生さんがマッチだけで火をつけることに成功しました。
マッチだけで見事に着火です
 
 いつものように最初の一時間は煙との戦いですが,そうは言ってもあまりひどくはありませんでした。火が安定性してからも,温度を上げるために部長がうちわでかなりあおいでくれました。 
  
 恒例の焼いもです。13時頃ジャガイモとサツマイモをアルミホイルで包み,砂の中に入れました。時間をかけてゆっくりと焼きました。
中はホクホクです
  
 今回は部長の頑張りの甲斐があって,目標の600度を超えました。

 最終的には640度近くまで温度が上がり,煙の透明感もはっきり確認できたので,16時頃焚き口を閉めました。今回もいい竹炭ができそうです!
 

2018年10月6日土曜日

10月度全体会

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 KSCでは先日,10月度の全体会を開催しました。場所はいつものラーニングコモンズです。
 
 全部で14名が集まり,部長から今後のイベントについて説明がありました。暑さも和らいで,夏の間中断していた炭焼きを再開すること,金城祭での出展のこと,来月本学で開催の「マメナシサミット」のお手伝いのことなどです。
 
 冬にかけてたくさんのイベントを計画しているので,また忙しくなりそうですが,今年は学生さんからKSCに餅つきセット一式を提供していただいたので,新しい挑戦もできそうで楽しみです。
 

2018年10月1日月曜日

台風一過

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 「非常に強い勢力」のまま昨日(9/30)の夜上陸した台風24号ですが,名古屋周辺を直撃して早々と過ぎ去っていきました。今日は台風一過の晴天となりましたが,大学の中は下の写真のように,木の枝葉がたくさん落ちていたり,竹が折れていたりしました。
すでに晴れていますが,
湧き水で道路がぬれています。
 
 そうは言っても,9月初めに「非常に強い勢力」のまま上陸した前回の21号の時と比べると,学内の自然林への影響は,それほどでもない感じがします。
  
 さっそく八竜湿地に行って流量測定装置の様子を見てきました。ざっと見まわして,何ら問題なしです。流出量を実際測ってみたところ,1秒間に15 L以上も流れていました。増水でも渇水でもない平常の時のざっと50倍近い流量です。 
水量は多いですが,
水はすでに澄んでいます。
 
 作業をしていると,八竜緑地を管理している守山土木事務所の方や,保全活動をされているボランティアの方も様子を見に来られました。台風通過ですから,私もみなさんも心配なのです。
 
 装置は無事で何よりですが,いくらか土砂が装置内にたまっていたので,持ってきたシャベルで掻き出しました。 
 
 今年は大阪から紀伊半島にかけて上陸する台風が何故か多いですね。また新しい台風が発生して日本付近に向かっているようですが,これもおとなしく過ぎ去ってほしいものです。
 

2018年9月28日金曜日

どんぐり拾い

 みなさまこんにちは,よしだです。

 今回はKSCではなく,私の研究室の「セミナー」(研究室に所属する1~3年生合同の少人数授業)でのことですが,学内の里山に出てどんぐり拾いをしました。もちろんどんぐりを拾うだけでなく,里山の樹種をどんぐりから理解するのが目的です。一口にどんぐりと言っても,いろいろのな樹種のものがあったり,結実の時期が違ったりします。そんなことを知ってほしいなと思い,雨の中出かけました。
みんなせっせと拾っています
 
 今の時期はちょうどスダジイの季節で,たくさん拾うことができました。また,アベマキも落ち始めていました。一方でコナラはまだ先で,ほとんど見つかりませんでした。

 キノコもたくさん出ていて,真っ白で大きなドクツルタケが群生していたりしました。また,かなり朽ちてきた名前のわからないきのこを,カタツムリがのんびり食べていました。 
 
  さて,研究室に戻ってどんぐりの解説をしたのですが,それで終わりではありません。今回自宅からフライパンを持ってきたので,スダジイのどんぐりを食べてみることにします。

 最初は生のまま食べてみると,ちょっと粉っぽい食感ですが,ほのかに甘みがあるのがわかります。さらにフライパンで炒って,一人一つずつ食べてみました。
香ばしい香りがただよいます

 学生さんの感想は「意外においしい!」「福豆みたい!」などなど。言われてみると確かに福豆に似た食感・味ですね。ふだんあまり里山を気にすることがない学生さんも,少しだけ面白さに気づいてもらえたのではないかな,と思います。 
 

2018年9月21日金曜日

初秋の森

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 猛暑が続いた8月が終わり,9月は雨が続いていますね。そして気温も少しずつ下がって,ようやく猛暑から解放されました。季節の変化は金城の森にも表れていて,最近きのこをよく見かけます。下の写真は第2学生駐車場で見つけたきのこです。この狭い範囲にかたまって生えていました。
 
 赤と茶色を混ぜたような,さび色と言えばいいのでしょうか。残念ながら種名はわかりませんでした。おそらくこれらは,上の写真の左側から菌糸が地中を伸びてきて,コンクリートの側溝で行き止まりとなったので,側溝沿いにたくさんきのこが生えたのではないかと思います。
 
 金城学院幼稚園近くの土の斜面もさまざまなきのこが出てくるポイントです。これも名前がわかりませんが,上のキノコと同じような色の,形が違うきのこが生えていました。なんだかパンケーキみたい(笑)。
 
 E棟側では,サクラの幼樹の下に白いキノコが3本生えていました。
 パッと見た感じでは「ドクツルタケ」のように見えます。その名の通り強い毒をもつキノコですが,森に生えるキノコとしては一般的な種です。おそらくサクラの幼樹と共生関係を結んでいるのでしょう。森の樹木に養分を提供する名わき役のひとりです。

 キノコではありませんが,この時期らしい花を見つけました。ヒガンバナです。なぜか森のふちで雑草に隠れるように一輪だけ咲いていました。ヒガンバナは実をつけることができず,球根でしか増えることができません。誰かがここに球根を持ってきたのでしょうか? 

 猛暑が終わってもまだしばらく「真夏日」はあるようですが,里山の生きものは確実に秋に向かっているようです。
 

2018年9月17日月曜日

八竜湿地の流量

 みなさまこんにちは,よしだです。

 しばらく更新が止まってしまって申し訳ありません。更新しない間に夏休みが終わって,今週から後期が始まります。時間の過ぎるのは早いものですね。

 さて今年の天候は,猛暑が続いたと思ったら,「秋の長雨」は本当に雨続きと,ずいぶん極端な感じがします。そして関西を中心に被害が発生した大型台風の接近…この台風による強風で大学内でも木が倒れたりしましたが,八竜湿地でも同じ。処理が少しずつ進められています。
サクラの木が倒れています
 
 私が実験をしている流量測定装置は,幸いに損傷も,落ち葉や枯れ枝で詰まることもありませんでした。
データもちゃんと取れました
 
 このデータを見ると,実は9月4日の台風による流出量の増加は,ここ2か月間でトップではありませんでした。最も多かったのは8月12日の大雨で,15時からの1時間に36 mm (大学内での観測) の猛烈な雨が降り,一気に水量が増加していました。
 
 一方で台風が来た9月は,雨が続いていたため,瞬間的な水量では及ばないものの,流量が多い状態が続いています。きのう・きょう(9/16-17)は,久しぶりに晴れた日が連続しましたが,流出量は雨の影響が残ったままでした。
 
 最初に「今年の天候は極端」と書きましたが,湿地の水量にもそれがデータとして反映されていることがよくわかります。
 

2018年8月29日水曜日

里山プロジェクトの大野瀬合宿

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 今回はKSCではなく,プロジェクト科目の「里山学」の合宿について書きます。これは毎年この時期に豊田市大野瀬町に3日間の滞在し,さまざまな体験を通して,大野瀬町の現状を学ぶというものです。
 
 私は業務の都合により,2日目の夜から合流し,それまで引率してくださった国際情報学部の畠山先生と交代しました。また今回は,長年金城の里山をけん引してくださった小野先生もオブザーバーとして参加され,大変助かりました。
 
 この2日目は,午前中農業体験として,梨野集落で田んぼアート作りをしました。
 昨年もこれをやったのですが,今年はどんな絵ができるのでしょうか。
 
 このあとは川で泳いだり,ピザを手作りしたりして無事に終了したとのことでした。
 
 3日も晴天に恵まれ…と言いたいところですが,やっぱり晴れると大野瀬でも暑いですね。この日も午前中は農業体験で,さつまいも畑で伸びたさつまいもの蔓をうねに戻すという作業をします。 かがんで蔓を引っ張ってうねにひょいと投げるということの繰り返しで,汗がどっと噴き出してきました。
 お昼は大野瀬の観光名所,「おいでんやな」でアユの塩焼きと五平餅をいただきました。川では残り少なくなった夏休みを惜しむかのように子供たちが水遊びを楽しんでいて,気持ちよさそうでした。
 午後は合宿のまとめのプレゼンです。大野瀬集会所の大広間に地元の方に集まっていただき,学生さんがこの合宿で感じたことを基に,大野瀬をこうしたらよいのではという提案をします。
 
 発表は2グループに分かれ,それぞれ発表が10分くらいだったのに対し,質疑応答は20分くらい。地元の方がたいへん熱心に聞いてくださったことがよくわかります。
 
 これで合宿は終わり,学生さんは貸切のバスで大野瀬を後にしました。里山学はこれからも随時座学を行い,最終的には大野瀬の方々を大学に招いて,成果発表となります。今年はどんな最終発表になるのか楽しみです。
 
(今回の写真は2枚とも小野先生に撮っていただきました。ありがとうございました。)