2021年1月20日水曜日

琵琶湖の向こう側?

 みなさまこんにちは,よしだです。

 2021年最初の投稿です。本年もどうぞよろしくお願いします。

 この冬はここ最近にしては寒さが厳しいですが,北陸などの日本海側で大雪が続いても,名古屋で雪が積もることはまれで,晴れることが多い気がします。そして今日はめずらしく,北陸地方や長野県も含めて広く晴れているようで,瀬戸線の列車からは恵那山,中央アルプス,御嶽山,白山,能郷白山,伊吹山など名だたる山々をくっきり望むことができました。

 そしてお昼間,大学から伊吹山方面の写真を撮ってみました。

真っ白な伊吹山です
雪がたくさん積もっていますね。
伊吹山ドライブウェイのルートもわかります。

 雪化粧の伊吹山が目を引きますが,伊吹山のすこし左の関ヶ原付近を見て「おやっ?」と思うことがありました。
すこしズームアウトしました
右が伊吹山で,左の木の枝の陰のあたりの
一番山の低いところが関ヶ原ですが・・・

 なんと,関ヶ原の向こうに白い山なみが見えるではありませんか! 私は何年も金城に勤めていますが,この山なみに気がついたのは今日が初めてです。
やや鮮明ではないですが,青い山なみの上に
白い山なみが見えます

 地図で調べてみたら,琵琶湖北部の西側の山地で,滋賀県と福井県の県境の「野坂山地」が見えているようです。その距離ほぼ100 km! 
 名古屋から琵琶湖の向こう側が見えるなんてすてきですね。野坂山地の向こう側はもう若狭湾,つまり日本海! 日本海の雪雲がときどきこの濃尾平野に流れてくるのもよくわかりますね。

 

2020年12月6日日曜日

太陽柱

  みなさまこんにちは,よしだです。

 きょう12/6は日曜日ですが,薬学部で「共用試験」というのがあって出勤でした。そのためいつもよりかなり早い時間に瀬戸線の列車に乗ったところ,朝焼けの空に太陽柱が出現しているではありませんか! すぐに列車を降りて,見通しの良いところから撮った写真がこちら!

 写真の中央に一筋の光があるのがわかるかと思います。これが太陽柱です。英語ではサン・ピラー,そのまんまですね(笑)。

 この現象,空気中の水分が冷えてできた六角形状の氷が,風がないときに上空で水平に揃って漂うことで起こる現象だそうです。ちょっとめずらしい現象なので,朝早い出勤でもなんだか得をしたような気分に(笑)。朝焼け空だけでも美しいですが,空はこのように,時々思わぬ形で目を楽しませてくれますね。

 



2020年11月20日金曜日

文四郎池にカワセミ

 みなさまこんにちは,よしだです。

 昨日(11/19)の出勤時,大学の中にある文四郎池の脇を通りかかったところ,池の中の枯れ木にカワセミがいるのを見かけました。その時あいにくカメラを持っていなかったため,すぐに研究室にカメラを取りにいき,撮影したのが下の写真です。



 ズームレンズを使っても充分に届かず,画像をトリミングしているため,カワセミらしいきれいな色が再現できていないイマイチな写真ではありますが,確かにカワセミです。しかも2羽!

 でもちょっと不思議です。カワセミの繁殖期は春から夏にかけてのはずですから,この2羽はメス・オスのペアでも,親子というわけでもなさそうです。きょうだい,でしょうか? そして,水面を見て魚の様子をうかがっている感じがしないのも不思議です。2羽ともまっすぐ前を見ていて,狩りをしにここに来たわけでもなさそうです。では何のために来たのでしょうか?

 少し謎めいていますが,この文四郎池のような小さい池にもカワセミが来てくれたのは嬉しいですね。

 

2020年11月13日金曜日

薬草園にタヌキ出現!

 みなさまこんにちは,よしだです。

 きょう(11/13)の朝,薬学部のながつ先生からタヌキらしい動物を見たという情報をいただきました。写真を見るとまちがいなくタヌキです! 先生によると,朝の出勤時に薬草園に立ち寄ったところ園内にいたのとのことで,ご厚意でその時の写真を提供してくださいました(ありがとうございました!)。

 その写真がこちら!

園内の通路でじっとしています

こちらの様子を見ているようですね

園内を移動したようです

 つい1ヶ月ほど前,私は学内で子だぬきを目撃していますが・・・

https://kinjosatoyama.blogspot.com/2020/10/blog-post_8.html

今回の個体は顔つきや大きさから成獣のように見えるので,別の個体のようです。これまで学内では,疥癬という病気にかかって弱っているタヌキが,明るい時間帯に出てきたことは何度かありました。また,お昼間に学内の森を歩いていたら,健康そうなタヌキが目の前を突然走り去っていったことも,1度だけですがありました。

 がしかし,健康そうなタヌキが,こんな明るい時間に,しかも割とのんびりと?歩き回っている姿が目撃・撮影されたのは,少なくとも私が金城に来て以降,これが初めてではないかと思います。距離はそれなりに取っているとはいえ,人がいる環境に慣れているのかもしれませんね。目撃したながつ先生もびっくりされたそうですが,私もびっくりです! 


2020年11月2日月曜日

上高地散策

 みなさまこんにちは,よしだです。

 名古屋も少しずつ紅葉が始まってきましたが,きれいな紅葉を求めて,私は10/30(金)にお休みをいただき,山岳観光地として有名な信州の上高地に行ってきました。

 始発のバスで上高地に足を踏み入れたのは午前6:30頃。見上げると,山々にちょうど朝日が当たり始めていました。上高地に多く生育するカラマツが紅葉の見ごろを迎えていました。この日は氷点下2度まで冷えたそうで,霜が降りて木々が白く縁どられています。冬の訪れを感じさせる美しい景色が広がっていました。

寒さを忘れる美しい景色です

 今年は各地でクマが出没し,スーパーに立てこもったり,けが人が出るなど,被害のニュースを頻繁に耳にします。この上高地でも今年,人的被害が発生したほか,多数の目撃情報があり,注意が呼びかけられていました。
 
 クマに注意しながら歩き進めていきます。カラマツは日本ではとても珍しい落葉針葉樹で,漢字で書くと落葉松。春の芽吹きの緑も,紅葉のオレンジもあざやかな植物ですね。そして落ちた葉から発せられる香りが何ともさわやかで,私はこの香りが大好きです。

 上高地を流れる梓川にはカワガラスがいました。川に棲む虫や昆虫の幼虫を,川底の石をひっくり返したりして探して食べる鳥です。潜水も,得意で空中から飛び込む様子もよく見られます。
こんなに冷たい川にもぐるなんて!と
人間の感覚ではつい思ってしまいます
 
 こちらはマユミの実をついばむコゲラです。コゲラは金城の森にも生息するキツツキですが,もともとは山に棲む鳥です。キツツキらしく細い枝でも実に器用に動き回り,マユミの実を上手に食べていました。

 植物の枯れた茎から白いものが出ているのを見つけました。その形は松本名物の飴菓子のように見えたのですが,これが何物なのか,さっぱりわかりませんでした。
 帰ってから調べてみたところ,「シモバシラ」という植物だそうです。地上部は枯れていても根は生きているので,枯れた茎にも水が送られ,それが外気で冷やされて氷の結晶となったものとのこと。面白いものを見ることができました。
 
 今回上高地バスターミナルから横尾という地点まで散策しました。このあたりまで行くとそびえる山の表情が変わって偉容がすばらしく,ほれぼれするほどです。
なんてかっこいいんでしょう!

 横尾までというと,往復で約21 kmの散策となります。お散歩というにはちょっと長め(笑)ですが,景色がよく,寒さでちょうどいい感じに体が冷やされるので,気持ちよくどこまでも歩けました。
気持ちのよい散策です
 
 ところが!
 
 徳沢から明神に戻る途中のことです。時間は11:15頃。左の山の斜面から何かが遊歩道に近づいてきました。なんとツキノワグマです! これにはびっくりしました。すぐに後ずさりして十分に距離を取り,クマの動きを注視しました。まだ子グマでしょうか。私や他の観光客の姿はまったく目に入っていない様子で,まっすぐのんびり川原に向って歩き去っていきました。
リアルクマさんの出現です!
\(◎o◎)/ ひょえ~!

 実は私,野生のクマと遭遇したのはこれが2回目。1回目は私が大学院生の時で,南アルプスの「塩見新道」というかなりマイナーなルートを登っていたとき,子グマが木の上で遊んでいるのを目撃しました。今回も子グマで,近くに母グマがいる可能性があるため,クマが去った後も周りを警戒しながら現場を立ち去りました。
 
 明神まで戻ると,平日にもかかわらず観光客でにぎわっていました。ここからは梓川の右岸を歩き,岳沢湿原を見つつ河童橋まで戻りました。
清らかな水です

 今回ツキノワグマには驚きましたが,もともと野生の世界に私たち人間が立ち入っていることを改めて実感しました。とはいえ,この日は終日晴れて,最後まで自然を満喫する気持ちのよい散策ができました。
 

2020年10月26日月曜日

戸田川緑地であいち自然再生カレッジとモニタリング

 みなさまこんにちは,よしだです。

 25日(日曜日),港区の戸田川緑地で,東部丘陵生態系ネットワーク協議会が主催する「あいち自然再生カレッジ」と,生態系のモニタリング調査が行われました。

 今回は尾張北部生態系ネットワーク協議会の会長も務めておられる長谷川明子先生をお招きし,戸田川緑地に森が形成される過程や,そこに生育するどんぐりの見分け方,そして生物多様性・SDGsがなぜ大切なのかについて,歌を交えて楽しくご講演いただきました。参加者のみなさんもノリが良くてよかったです(笑)。

 講演の後は緑地内に出向いて生きものを探すモニタリング調査です。この日は天気が良く,芝生広場にはたくさんの親子が遊んでいました。びっくりしたのは,キャンプ用のテントを立てている人がたくさんいること! 以前ならレジャーシートを敷いて・・・しかなかった気がしますが,これも時代の変化なのでしょうか。

 とここまで,私も裏方のお仕事をしていたので1枚も写真を撮っていなくて恐縮なのですが,モニタリングは長谷川先生を初め,協議会メンバーの先生方などが加わり,植物ゾーンと水生生物ゾーンに分かれて生きもの探しをしました。

植物は増田先生も解説に加わっていただきました

 芝生広場を見ると,種子に鋭い棘があってけがの恐れもある非常に厄介な外来生物,メリケントキンソウが生えていました。「トキンソウ」は吐金草と書くそうですが,名古屋の人なら「ときんときんの種」と覚えた方が理解しやすいかも?(笑)
中央の明るい緑の草がメリケントキンソウです

 昆虫は何種類かのチョウを見ることができました。こちらはツバメシジミです。この写真ではちょっとわかりづらいですが,左下にちょっとした突起があることにちなんで,尾が長い「ツバメ」の名前が付いたそうです。なぜか手乗り(というか指乗り)のままじっと動きませんでした。

 水生生物ゾーンでは,水路の中を網ですくって捕まえた魚やエビ,カエルなどを観察しました。
野崎先生が解説中です

 16時過ぎにすべてのプログラムが無事に終了しました。片付けなどを終えて駐車場に戻ると,西の空の夕焼けがきれいでした。
ちょうど御在所岳付近に日が沈んだようです

 参加してくださったみなさま,ありがとうございました。

 スタッフのみなさま,おつかれさまでした。

2020年10月24日土曜日

狂い咲き

  みなさまこんにちは,よしだです。

 朝晩は少しひんやり感じるようになり,昼間もこの時期らしい気温になってきました。金城の森の木々もわずかに紅葉が始まってきました。

 そんな中,先日小さな花が咲いていることに気がつきました。ソヨゴの花です。

直径5 mmくらいのとても小さな花です

 本来ソヨゴの花は初夏の頃に花を咲かせるので,今の時期の花はいわゆる狂い咲きです。写真を見ると花の状態のまま枯れてしまっているものもあり,ちょっと切ないですね。

 この写真を撮った時にはいませんでしたが,先日初めて気がついた時はミツバチが訪れていました。肌寒い時期の,小さな花のわずか数輪の開花であっても,ミツバチはちゃんと見つけるんですね。感心してしまいます。

 同じソヨゴには実もついていました。今年は不作の年のようで数は少ないです。
熟すのはまだまだ先ですね

 同じ木の中で夏と秋が同居していることになるのですが,植物はこれをどう思うのかしら,などと思ってしまいました。