2018年5月16日水曜日

KSC全体会

 みなさまこんにちは,よしだです。

 本日(5/16),KSCの全体会を開催しました。月に一度のミーティングですが,今回は月末に予定している「ホタル観察会」の連絡と,7月初めの「にっしんわいわいフェスティバル」やオープンキャンパスでのKSCの展示についての話し合いが中心となりました。

 場所はいつものラーニングコモンズですが,前回の経験から,一番広い「プレゼンテーションエリア」を使わせていただきました。結果的にこれが正解でした。今日集まったのはなんと24名! たぶんKSC史上最高記録の更新です (^_^)v
 

 昨年はわずかな人数で出展した「にっしんわいわいフェスティバル」でしたが,今日の時点ですでに学生さんだけで10名参加予定と,素晴らしい充実ぶりです! メンバーがたくさんいるって嬉しいですね。
 

2018年5月13日日曜日

KSCで湿地・里山見学

 みなさまこんにちは,よしだです。

 昨日 (5/12, 土曜日),KSCでは湿地・里山見学会を実施しました。八竜湿地や学内の里山をより詳しく知る機会がほしい,というリクエストがあったので企画し,私を含めて6名が集まりました。

 さいわいこの日は天気がよく,見学日和でした。八竜湿地はだんだん緑が濃くなってきました。私がこの湿地で行っている研究や,湿地が保全されるようになったいきさつも含めて説明しました。
 
 花はそれほど多くなかったですが,東海丘陵要素植物群のひとつ,クロミノニシゴリの花が咲き始めていました。繊細な感じの花ですね。

 今回は篠田先生も参加してくださいました。下の写真は,学生さんにトウカイコモウセンゴケの説明をしていただいているところです。トウカイコモウセンゴケもちょうど花が咲き始めたばかりでした。

 一方,金城の里山では竹林から炭焼き小屋,かつて湿地のあった場所などを含めて説明しました。萌芽(ほうが)と言って切り株から新芽が出ている様子や,根の浅いソヨゴが倒れている様子なども観察できました。

 およそ2時間半の長い行程でしたが,KSCに入ったばかりの学生さんも,最後まで興味深そうに参加してくれました。里山や湿地の理解が深まるよう,またこのような見学会をしたいですね。
 

2018年5月4日金曜日

金城の竹林のその後…

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 5月に入ってそろそろ金城もたけのこのシーズン納めとなりました。たけのこ自体はまだ出ているものの,固かったりえぐみが強かったりで,あまりお勧めできません。
 
 たけのこ掘りから逃れたたけのこは,その後かなりの勢いで成長し,竹になっていきます。しかしながら,こうなったらもう諦めるしかないわけではありません。まだ1 m とか5 m とかの大きさであれば,もちろん食用にはなりませんが,駆除することはできます。
こんな感じで,びょ~んと伸びていきます
 
 やり方は簡単で,手で折るだけです。意外かもしれませんが,少し伸びたくらいの方が,手で簡単に折れるのです(蹴っ飛ばしてもいいですが…笑)。上の写真のように数 m も伸びてしまっても大丈夫。大きく下から揺らしてやると,どこかに力が集中してぽっきり折れます。ただし,折れた部分が自分の頭に当らないよう注意が必要ですが。
ぽっきり折れました(笑)

 私は今日も竹林に行き,ポキポキ竹を折ってきました。もちろん竹林の拡大を防ぐためですが,斜面を上ったり下りたりしていい運動になるし,気持ちよく折れるのでストレス解消にも良いですね。
 
 「最近ストレスが多くて…」という方,いかがですか?(笑)
  

2018年4月30日月曜日

日本福祉大学たけのこ祭り

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 このところ講義の準備などで忙しく,投稿が滞りがちで申し訳ありません。今回は4月21日に日本福祉大学の美浜キャンパスで開催されたたけのこ祭りについて書きます。一週間以上前のことで恐縮ですが…
 
 たけのこ祭りは10時からの開催だったのですが,私はちょっと遅れて到着となってしまいました。すでに会場にはたくさんの人が集まっていました。

 このたけのこ祭り,日本福祉大学と地元の美浜町竹林整備事業化協議会との共催で毎年開催され,竹林整備の大切さを広めるのが目的の一つだそうですが,「楽しい」という要素は重要ですね。竹林の中でジャズの演奏を聴いたり,タケノコを掘ったりと,参加者のみなさん各々楽しく時間を過ごしているようでした。私も振舞いのたけのこ入りピザや豚汁をおいしくいただき,たけのこ掘りもさせていただきました。当日は少し暑いくらいの陽気でしたが,外で体を動かすのはとても良いリフレッシュになりました。
 
 私はこのたけのこ祭りに何回も参加していますが,毎回ながらスタッフのみなさんの企画や準備,運営に対する熱意に感服するばかりです。これだけのイベントを行う組織力をKSCも見習わなくては…と思った次第です。
 

2018年4月21日土曜日

4月度全体会

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 18日水曜日,2018年度初めてとなる全体会を開催しました。場所はいつものラーニングコモンズです。今回はミーティングエリアをお借りしたのですが,最近うれしいことに新入会員のメンバーが増えて,今までにないくらいの学生さんが集まり,空いている机やいすを追加でお借りしました(ありがとうございました)。
 
 はじめに簡単に自己紹介をして,今年度やりたいことをリストアップしていきます。オープンキャンパスで飾るオブジェを作ろう!とか,竹でご飯を炊こう!とか,今までにないアイディアが出て,今年度のKSCも楽しくなりそうです。 
 
 

2018年4月17日火曜日

KSCでたけのこ掘り

 みなさまこんにちは,よしだです。

 きょう17日,KSCでたけのこ掘りをしました。
 たけのこ掘りと言えば,昨年はまさかの不作で少ししか取れなかったのですが,今年はその反動なのか,たくさん生えてきました。私は昨日の午前中に竹林に様子を見にいき,かなり出ているのを確認していました。

 それで今日,KSC部員約10名が集まり,タケノコ掘りに挑んだのですが…どうも昨日の午後から今日の午前中にかけて,かなり掘り取られてしまったようで,しかもまだ食べるには小さいたけのこもわざと掘り返して捨ててありました。せっかく楽しみにしていたのに,かなり探さないと一人一本見つからない状況で,とても残念な結果でした。

 それでも初めての学生さんは,楽しかったと言ってくれたのでよかったです。誰がどのような意図をして竹林に入っているのかわかりませんが,また機会を見つけて掘りに行きたいものです。

2018年4月13日金曜日

ハナノキ自生地の見学

 みなさまこんにちは,よしだです。

 少し前のことになりますが,希少植物のハナノキの見学をさせていただく機会がありました。ハナノキはマメナシやシデコブシと同じく東海地方の湧水湿地に見られる植物で,どちらかというとやや標高の高い地域に分布しています。この時期,赤い花をたくさん咲かせるので「ハナノキ」の名がつきました。

 そのハナノキは,もともと個体数が多くないうえ,開発などで伐採されたり生育地が減少したりしてさらに個体数が減り,絶滅危惧種II類に指定されています。

 先日東谷山湿地のボーリング調査の中間発表会でのご縁で,長野県飯田市周辺のハナノキの保全をされている方に生育地を案内していただけることになり,小野先生とともに「お花見」となりました。

 まず最初に見学したのは,飯田市の「杵原学校」という,かつて中学校だった場所です。木造校舎が大変良い雰囲気を醸し出していて,映画のロケ地にもなったことがあるそうです。
 
 その校庭に立っているのがハナノキの大木。案内していただいた方や小野先生が左下に写っていますが,どれくらい大きいかよくわかると思います。日当たりなどの条件が悪いと成長がとても遅く,条件が良くなると急に成長が早くなるとのことでした。東海地方の湧水湿地に多く見られる植物群を「東海丘陵要素植物群」といって,ハナノキもその一つなのですが,ここまで高木化するのはハナノキだけでしょう。
 
 ハナノキは雌雄異株で,花で雌雄を識別できます。こちらは雌花(雌株)です。
 
 こちらが雄花(雄株)で,雄しべがいつくもあるのがわかります。

 葉を展開させる前に花が咲くので,赤い花がよく目立ちますね。 
 
 他にも,若い木は樹皮がつるつるで,その樹皮にひび割れができ始めたころに初めて花が咲くとか,実には翼がついていてひらひら飛ぶのですが,翼の形に遺伝的多様性があるとか,いろいろなことを教えていただきました。

 この日は何ヶ所かの生育地を回ったのですが,ハナノキ以外にもいくつもの花を見ることができました。これはツノハシバミで,枝の先端の赤いのが雌花,だらんとぶら下がったのが雄花です。
 
 こちらはアブラチャンの花。私は学生時代この木の名前を聞いたことがありましたが,実物を見るのは初めて。直径1cmくらいのポンポンのようなかわいらしい花です。
 
 花ではありませんが,地面からにょきにょき新芽が出ていました。これはミカワバイケイソウ。高山植物のコバイケイソウと同じ仲間ですが,東海地方の湧水湿地に適応して分化したもののようです。ふさふさの花が特徴的です。バイケイソウの仲間は毒を持っていて,新芽は山菜のオオバギボウシなどと似ているため中毒事故がよく発生するので注意が必要です。

 ほぼ一日にわたって見学をさせていただいたのですが,昼間は気温が上がって暑いくらいでした。 天気が良く,山なみの向こうには冠雪の南アルプスを望むことができました。白い山なみと花々の組み合わせは,いかにも信州らしい景色で目を楽しませてくれました。今回案内をしてくださった方々に感謝いたします。
赤石岳(左)から聖岳(右)まで見えています