2024年7月28日日曜日

金城の森の視察

 みなさまこんにちは,よしだです。

 先日のこと,名古屋市役所の方が,とある審査の案件で金城の森の視察に来られました。詳しいことはまた別の機会に書きたいと思いますが,今回はランドルフ記念講堂の塔の上から森を俯瞰し,あとは学内の森を地上から見て回りました。

 まずはランドルフ記念講堂からの景色です。下の写真は塔から概ね北西方向を向いて撮りました。私自身は何度もこの塔に登って森の写真を撮っているのですが,空気が澄んで眺望が良くなることを期待して,いつも秋冬ばかりでした。なので真夏に登るのはこれが初めて。緑が生い茂った中にキャンパスがあるのが分かりますね。


 次の写真は,概ね北東方向を向いて撮ったものです。大学の中心部を見ている形になります。どうしても建物が目立ちますが,大学の森が周囲の丘陵地の森と連続していることが見て取れます。学内でタヌキやキツネの生息が確認されていますが,緑地のネットワークができていれば不思議なことではないと思います。

 大学の森は何ヶ所もご案内したのですが,その中でちょっとおもしろいものがありました。木の切り株なのですが,まっ黄色になっています。誰かがペンキを掛けたのではありません。菌が繁殖して黄色に染まっているのです。詳しいことはわかりませんが,粘菌でしょうか。山登りが好きな私は,火山でよく見かける硫黄の結晶みたい,と思ってしまいました(笑)。

 大学の森は,ただの森のように見えるかもしれませんが,多くの学生さんが思っているよりもずっと価値のあるものです。そんなことが今回の視察のご案内でお伝えできたのではないかな,と思っています。

 

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