2017年3月10日金曜日

ハシボソガラス・ハシブトガラス

 みなさまこんにちは,よしだです。

 先日,設置している流量測定装置からデータを回収するため,八竜湿地に行ってきました。装置に異常はなく,データも支障なく回収できました。
こんな感じで,パソコンをつないで
データを回収します
 
 その帰り,体育館・クラブハウスの近くにカラスが2羽いるのを見つけました。一瞬「なぁんだ,カラスか~」と思ったのですが,よく見るとすごい?ことになっています。

 下の写真の2羽のカラス,とても仲が良さそうにえさを探しているのですが・・・実は別種なのです。左(手前)がハシボソガラス,右(奥)がハシブトガラスです。名前はくちばし太さの違いでつけられているものの,パッと見て識別しやすいのはおでこの形です。「ハシブト」は丸いおでこですね。違いがわかるでしょうか。
仲良しです(笑)

 私はずっと,別種であるハシボソガラスとハシブトガラスが競合せず生息しているのか,不思議に思っているのですが,まさにこの写真の通り,争いをしたりしないのですよ。なぜでしょうね?
 
 ちなみに「カラス」というのは,この2種をまとめた総称で,「カラス」という種名の鳥は存在しません。「カーカー」と高い声で鳴くのがハシブト,「ガーガー」と太い声で鳴くのがハシボソ。名前と声の高さが逆なのもおもしろいですね。
  

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