2017年8月22日火曜日

あいちの未来クリエイト部(その2)

 みなさまこんにちは,よしだです。

 きょうは先日に引き続いて「あいちの未来クリエイト部」の日でした。この事業では全7回の会合が設定され,もともとよしだがアドバイザーとして出席するのは,金城で開催された8/19(午前と午後で2回分)と,最終の7回目の計3回だけ,ということになっていました。しかし,担当する松平高校の状況も見ずに最終日だけ出ておしまい,というのもどうかと思い,関係するみなさまにお願いして,当初の担当日以外も出席させていただくことにしました。

 今回は松平高校での1回目となり,周辺の竹林や里山の状況と,松平高校でされている炭焼きの現場を最初に見学させていただきました。

 この事業で松平高校は,タケを問題にしているように,周辺には竹林があちこちで見られました。下の写真も中央にタケがはびこっている様子が見られますね。でも手前では水田でイネが育ち,後方ではヒノキの人工林で伐採と植林が行われていて,どちらもきちんと機能していることが見て取れます。すべてが「管理放棄と荒廃」というわけでなく,ちょっと安心しました。
 
 しかし一方では,道路建設のために川を埋めて山を削り,大々的な地形の改変が行われていました。
 
 こちらは松平高校の炭焼きを指導している地元の方。いろいろな作物を育てていた段々畑の手入れをしなくなったところ,モウソウチクでジャングルのような状態になり,現在はその手入れとともに炭焼きをされているそうです。写真にはありませんが,周りには手入れの行き届いた見通しの良い竹林が広がっていました。
 
 こちらがその炭焼き窯。腰をかがめれば中に入れるくらい大きな窯です! 内張りがレンガなのは金城と同じですが,泥で空気を遮断する造りになっています。

 個人的に面白いと思ったのがこれ。ドリルで文字を彫ってあるのです! 字もきれいで簡単にはマネできそうにないですが…(苦笑) 
 
 学校に戻って,生徒さんはタケで何ができそうか,タケの問題をどのように伝えるかのアイディア出しです。短い時間ながらもたくさんのアイディアが出ました。生徒さんはこのアイディアを基に,具体的な「伝えるイメージ」を来週までに考えてくることになりました。
 
 これで今回の会合は終わったのですが,そこに乗り込んで(?)きたのが,環境省中部環境パートナーシップオフィスのお二人。奥の右におられるのは,おととし愛知県庁の「協働促進会議」で大変お世話になった新海さんです。今回の「あいちの未来クリエイト部」を発展させるための事業を立案され,その説明にたまたま来られたのでした。

 「あいちの未来クリエイト部」後の事業では,私たちKSCも加わるよう要請がありました。もう少し先のことになりますが,今後の展開が楽しみですね!
 

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