2015年3月25日水曜日

シデコブシのお花見

 みなさまこんにちは,よしだです。

 少し前のことになりますが,春分の日の21日(土曜日),豊田市でシデコブシのお花見に行ってきました。もともと豊田市内の自生地の保全ボランティアの皆さんの集まりなのですが,昨年も参加させていただいた縁で,多少申し訳ないとは思いつつも,今年もまたお花見だけ参加です。今年は20人以上の方が集まりました。
 
 駐車場から歩いて山を越えて自生地に向かいます。何のお花見でもそうですが,年によって,場所によって,木によって花の咲き方にばらつきが出て,一喜一憂してしまうものですが,今年はどうかな~と現地に着いてみると,昨年同様今年も「いい咲きぶり!」 (^_^)v 見事です!
 
 花はシデコブシだけではありませんでした。初めは曇っていてつぼみだったハルリンドウも,晴れてきたら花を開きはじめました
 
 小さくて見落としそうでしたが,森の中にはスミレも。これはマキノスミレだそうです。植物学者の牧野富太郎氏の名前を冠した植物で有名なのですが,私は本物を見るのはこれが初めて!
 
 湿地の中心部にはショウジョウバカマもたくさん咲いていました。珍しい植物ではありませんが,湿地に彩りを添える,なくてはならない植物ですね(個人的な感想ですが)。

 ところで,このお花見でとてもすてきな話を,水質調査でお世話になっているトヨタの森の原田さんから聞きました。この美しいシデコブシの花びら,食べるとほのかな甘みと,ミントのようなさわやかな味があるというのです。ということで落ちていた花びらを一枚噛んでみると・・・ほんとだっ! いままで花びらを食べてみようという発想が全くなかったので, これは私にとって新しい発見でした! 
 
 でもお花見といえば「花よりだんご」(笑)。これは保全ボランティアの大原さんの手作りよもぎもち。とてもおいしくいただきました(ごちそうさまでした!)。
しあわせ~ (嬉)

 ちょうどこの日は名古屋気象台でサクラ(ソメイヨシノ)が開花したとの発表が出ました。気がつけば,ジンチョウゲの花が甘い香りをただよわせ,花盛りになっているサクラもあって,春本番を迎えようとしている時期になったのですね。そんな中,一足早いお花見ができて幸せを感じました
 

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