2016年11月22日火曜日

生きものとの遭遇

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 きょうは私の定期的な調査の日でした。ある湿地の水質を調べているのですが,先月はこの湿地でイノシシと遭遇してしまいました(◎o◎) 幸いイノシシが逃げてくれたので無事でしたが,とてもびっくりしたものです。
 
 というわけで今日は熊鈴をつけて現場に入りました
 これは山登りで使うために買ったものですが,個人的にはあまり好きではありません。音で集中力を乱される気がするのと,鈴の音がまわりのかすかな物音・気配を感じ取りにくくしてしまうためです。それで山登りではほとんど出番がなかったのですが,今回は威勢よく(!)鳴らし,様子をうかがいながら歩きました。
 
 熊鈴のおかげか,単にいなかっただけなのか,湿地の中にイノシシが泥浴びをする「ヌタ場」は相変わらずたくさんあるのですが,今回は出くわすことはありませんでした(ホッ)。
これがヌタ場です
 
 ところが! ある場所で足元で何か動いたので見てみると・・・
マムシ!
 
 体長がまだ30cmほどしかなったので,子どもでしょうか。こちらも襲ってくることなく逃げていってくれたのでよかったです。

 野外の調査はどうしてもこのような予期せぬ遭遇があります。でもそれは自然の中に私がお邪魔しているから,なんですね。危険だからと言って排除するのも,怖がって調査をやめるのも間違いで,やはり自然とうまく折り合いをつけるしかないのだと思います。
 
  最後に,ヘビついでに今日見た植物の写真をご覧いただきましょう。トゲがたくさんあることからその名がついた「ヘビノボラズ」です。本当にヘビが登らないかどうかはわかりませんが(笑),この時期鮮やかな赤い実が目を引きますね。
 
  

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