みなさまこんにちは,よしだです。
先日「あいち自然再生カレッジ」の連続講座の3回目が豊田市で開催されました。今回の講師は愛知学院大学の富田先生。東海地方の湧水湿地を網羅的に研究をされている先生に,ラムサール条約に登録された「東海丘陵湧水湿地群」の一つである矢並湿地を解説していただくという内容です。
まずは豊田市の「自然観察の森」に集合して座学を受けます。矢並湿地がどのような変遷をたどったのかなどのお話を聴きます。
座学の後はバスで矢並湿地へ。まずは駐車場周辺のようすを観察します。駐車場近くの神社にはマツ林が一部ありましたが,これは明治時代このあたりがはげ山であった後に成立した林の名残だそうです。
山道を歩いて下って矢並湿地に着きました。秋なので枯れ草状態になっているように見えますが,まだまだお花が咲いていました。
ミカワシオガマです。この花が見られるなんて嬉しいですね。ちなみに背景の白い粒々はシラタマホシクサです。
ウメバチソウも咲いていました。真っ白で可憐な花ですね。
他にもいろいろな植物が観察できて,帰るのが惜しいくらいでした。
再びバスで自然観察の森に戻り,質疑応答に続いて,全3回の連続講座の皆勤賞の方に修了証書の授与を行い,これで連続講座のすべての日程が終わりました。
最後に参加者のみなさんにアンケートを書いていただいたのですが,多くの方に満足していただいたようでよかったです。みなさま,ありがとうございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿