2020年2月17日月曜日

八竜緑地意見交換会と勉強会

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 先日,毎年恒例の八竜緑地意見交換会と勉強会が開催されました。
 
 意見交換会は,八竜湿地やその周辺の樹林地を含む八竜緑地について,関係者間で活動実績の報告をしたり,意見を交換したりして,相互の連携を図るというものです。今年も「水源の森と八竜湿地を守る会」の皆様をはじめとして,地域や行政の方々など,20名以上が参加しました。
N1棟講義室の机を並べ替えて開催です
 
 この席で私からは,昨年度実施した八竜湿地の水質調査,流出量調査の結果を報告しました。意外なことに昨年は,この6年間で最も年間雨量が少ない年でした。しかし,一年で最大だった日流出量は15,000 m3 を超えるなど,異常出水が観測されたことなどを報告いたしました。
 
 これに続く勉強会は,意見交換会の関係者でない方も参加できる公開型の講演会で,今年はご依頼を受けて私が担当させていただきました。「八竜湿地の水質・水量と植生」というタイトルで,これまで数年にわたって調査・観測してきたデータから,八竜湿地の特徴とは何か,どんなことが言えるのかなどのお話をしました。みなさん大変に熱心に聞いていただき,感謝しております(私の発表なので,写真はありません)。

 年に一回の意見交換会ですが,八竜湿地のすばらしい環境を守っていきたい,という思いは全員一致しており,これからもお互いに協力をしながら保全していきたいと思います。
  

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