新型コロナウィルス対策の自粛が解除されつつありますが,県をまたぐ移動はまだ控えるようにとのことですし,今年は山小屋の営業中止や営業開始延期が相次いで伝えられ,山登りでどっぷり自然に浸かるのはもう少し先になりそうです。
さて5月も最終週となり,今年も金城はヒメボタルのシーズンとなりました。この冬の異常な高温でどうなるかと思っていましたが,少なくともホタルの出現時期は例年と変わりませんでした。30秒間の露光で撮ったホタルの写真を,明るさやシャープネスを調整し,やや強引にトリミングしたのがこちら。
ホタルが飛んでいる様子が
おわかりでしょうか?
ホタルの光の量はわずかで,写真に撮るのはなかなか難しいです。逆に言うとヒトの目は,暗さに慣れると高感度に光を捕らえることができるのですね。
なおヒメボタルの発光は,カメラでは一般的に黄緑色のように写ります。上の写真ではいろいろな色が混じっていますが,これはカメラの特性によるものなので,こんなにカラフルではありません(苦笑)。ヒメボタルの場合,人の目にはほぼ白色に見えます。
暗闇の中を光が舞う様子に感動して,しばらく見入っていました。
来年はまた学生さんにも見てもらえるようになってほしいですね。
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