2016年2月22日月曜日

八竜湿地で水質調査

 みなさまこんにちは,よしだです。

 本日私は八竜湿地で水質調査のためのサンプリングを行いました。おととい一日雨が降り,特に夕方は一時的に強く降ったので,湿地の水はいつもより多めでした。場所によっては「ひたひた」になっているところも。こうなると湿地というよりは池ですね(苦笑)。
  
 どの場所もいつもより地下水位が高く,採水しやすいという意味では助かります。下の写真で,真ん中にあるチューブをさしてある管が地下水採水管で,すぐ左の大小の容器に合わせて700 ml くらい水を取ります。右のかごの中にある機械でpHや電気伝導度といった項目をその場で測定します。
 
 これを表面水・地下水あわせて21か所で採水するのですが,移動も含めるとそれなりに時間がかかり,午前10時過ぎに八竜湿地に来て,終わったのが14時30分過ぎ。お昼ご飯も食べることができませんでした (>_<)
 
 でも湿地を見ているといろいろと発見があります。まだ2月ですが,もうハルリンドウが花を咲かせていました。早いですね。この冬の前半がかなりの暖冬だったからでしょうか。

 他にも姿は見えませんでしたが,少し離れたところでアオゲラの鳴き声が聞こえてきました。アオゲラは夏によく鳴き声を聞きますが,この時期に鳴き声を聞くのは初めてです。
 
 さて,大きい容器に入れたサンプルは,共同研究をしている名古屋市環境科学調査センターへすぐ運びました。ここで,窒素やリンの分析をしていただくのです。
 
 小さい容器に入れたサンプルは自分のもので,センターから金城に戻ってすぐにろ過を始めました。サンプルが多く,しかも泥などが混じっていたりするので,ろ過もまたとても時間がかかります。その間にこうやってブログを書いているのですが・・・(苦笑)。
  
 

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