2012年8月12日日曜日

北アルプスにて (2)

 みなさまこんにちは,よしだです。

 もう少し高山植物の話を続けましょう。上の写真は「ハクサンフウロ」という植物です。フウロソウ属の植物の一つ,と言ってもなかなか馴染みがないですが,生薬で整腸薬として用いられる「ゲンノショウコ」という植物の名前を聞いたことはありませんか? ハクサンフウロはこれと同じ仲間で,確かに花の形はよく似ています。 

 下の写真は「ハクサンシャジン」という植物です。「シャジン」は「沙参」で,「タカネツリガネニンジン」という別名もあります。確かに花の形はつりがね(釣鐘)ですね。もしかしたらハンドベルを連想する人もいるかもしれません。

 今回紹介した2種類の植物は,いずれも名前の頭に「ハクサン」が付いていますね。これは岐阜・石川県境の白山(標高 2702 m)からきています。名前にハクサンがつく植物はたくさんありますが,白山固有のというよりはむしろ,白山は古くから信仰の山として人が入っており,植物の標本を得やすかったことによります。

 ちなみにこの白山,瀬戸線からも見えることをご存知ですか? 尾張瀬戸方面行きの列車が大曽根駅を出てすぐ,JR中央線を乗り越す手前の辺りの進行方向左前に小さく見えます。特に冬はその名の通りいち早く白い山となるので,分かりやすいでしょう。

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