2013年11月25日月曜日

雨量計を設置しました

 みなさまこんにちは,よしだです。

 私たちは信州大の福山先生との共同研究で八竜湿地の水量調査をしていますが,水量に大きく影響するのが雨の量ですね。それをより正確に測定しようと,大学内に雨量計を設置することにしました。
 
 作業をしたのはきのう,日曜日。福山先生はこれだけのために,わざわざ信州から名古屋まで来ていただきました。天気がよく小春日和で,作業にはもってこいの天候でした。
 
 あらかじめ設置する場所の候補を大まかに決めておいたのですが,実際に歩いてまわりの状況・・・例えば周囲に高いものはないか,通行に支障はないか,などを見ながら,最終的にグラウンドの横の,図書館方面から守衛所に向かう通路脇を設置場所に決めました。フェンスを利用して雨量計の支柱を立てていきます。 
ステンレスポールの背後に
建設中のN2棟が見えます

 下の写真の左に見える筒状のものが雨量計です。これをパソコンに接続し,記録間隔などの条件を雨量計本体に読み込ませていきます。ちなみにこの雨量計,筒の中に「ししおどし」のようなものがあって,雨の重みでこれが何回転倒するかをカウントすることで雨量を量るのです。
 
 ステンレスポールに雨量計本体を固定します。この時,傾きが生じないように細かく調整をします。それでも順調に作業が進み,12時頃には設置が完了しました。
ピカピカの雨量計が設置されました!

 これによって,たとえば雨が降った時に,湿地から流れ出る水量はどれくらいのタイムラグで増加が始まるのか? といったことがより正確に把握できるようになり,八竜湿地の水の流れにどんな特徴があるのかを明らかにすることができるでしょう。
 

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