2012年6月3日日曜日

駒ヶ根市のハッチョウトンボ

 みなさまこんにちは、よしだです。

 この週末、私は名古屋を離れて長野県駒ヶ根市に行ってきました。主な目的は、「くらふてぃあ杜の市」という手作り工芸展を見に行くことだったのですが、空いた時間にハッチョウトンボの生息地を見てきました。場所は駒ヶ根市内のアルプス球場のすぐ横です。

 まずは1枚目の写真をご覧ください。ここは人工の地形で、上側の斜面は山を削ってできたものです。ところがその斜面から水が湧き出し、造成地の一部(写真中央部の木道の上側あたり)が湿地状になったことから、ハッチョウトンボがやってきて生息するようになったようです。現在ボランティアの方々が保全活動をされています。
http://www.cek.ne.jp/~haccho-tombow/


 すでにハッチョウトンボが出現していて、盛んに飛んでいました。ハッチョウトンボのオスはなわばりを持っていて、メスが来るのを待ちます。しかし他のオスがやってくると必死に追い出そうとします。そんな様子を身近に観察することができました。
↑ 交尾をしています
赤いのがオス、オスの下の縞模様のがメスです。

 ここには八竜湿地でも見られるモウセンゴケも生育していました。下の写真をよく見てみると、左上の葉に虫が捕まっているのがわかります。
 人工的にできた環境であっても、これらをはじめとする生物は、適地を見つけて繁殖しているのですね。

 ところで、杜の市の会場からは中央アルプスがはっきりしないながらも見えました。写真が小さくて分かりづらいですが、山の中央部の黒い模様が、左を向いた女性の顔に見えませんか? これは「島田娘」と呼ばれる雪形です。
(詳しくはこちら http://www.nagano-tabi.net/modules/enjoy/enjoy_10021005.html
 アルプスには多くの雪形がいい伝えられ、それが現れると田植えなどの農作業を始める目安とされてきました。自然から季節を知るよい例ですね。

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