2012年10月1日月曜日

第22回炭焼き

 みなさまこんにちは,よしだです。

 昨日愛知県内に上陸した台風は足早に通過し,雨の心配がなくなった今日は予定通り炭焼きを行いました。午前9時過ぎに窯に竹を詰め,蓋を砂で密閉してから薪を燃やして温度を上げていきます。今回も「金城の炭焼き名人」こと,薬学部の河村先生のご協力いただきながら行いました。

  炭焼きではいつも「働いたごほうび」として,さつまいもやとうもろこしを焼いたりしているのですが,今回は薬学部の林先生・矢野先生が学内で採れた栗を差し入れてくださいました。きのうの台風で実がたくさん落ちていたそうです。ありがとうございます。

  いただいた栗は,さっそく窯口の前で焼き栗にしました。甘みがあってとてもおいしかったです!

 続いて自前で用意したさつまいも(定番ですね!)を焼いて,ちょうど食べようとしていたら…高大連携で薬学部を訪問していた金城学院高校のみなさんが,薬草園の見学のついでに,急きょ予定になかった炭焼き見学も! 

「えぇと,焼きいもが目的で炭焼きをやっている訳ではないのですが…」(笑)

と少々言い訳じみた説明になってしまいましたが,炭焼きの意義,里山保全の活動,この大学の自然のすばらしさなどをお話したところ,みなさん大変興味深そうに聞いていただきました。

 今日の窯の温度は500度には届かなかったものの,煙突から出る煙の様子を見て15時過ぎに窯口を閉じました。得られた竹酢液は約 2.5 L。いつもと同じように順調に作業が終わりました。

 窯の上の砂の中でじっくりと焼いたさつまいももとてもおいしかったです。栗にさつまいもに…さっそく秋の味覚を堪能した10月初日の炭焼きとなりました。

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