2013年5月13日月曜日

花を咲かせるシイ

 みなさまこんにちは,よしだです。

 急に夏のような暑さになり,木陰の涼しさがありがたいですね。その金城の森を見上げてみると,黄緑色の木が目につくことでしょう。
 W10号館横からランドルフ記念講堂を撮った写真です。カリヨンの手前の木がそれです。これはシイの木で,木全体に花を咲かせているのでこのように黄緑色に見えるのです。

 シイの木は金城の森に多く生育しています。学生のみなさんにはおなじみのシャロンの橋の本部棟側から見ると何本ものシイの木があることがわかりますね。
 金城の森では里山化を進めていて,シイやアラカシなどの常緑樹を伐採して,落葉樹のアベマキやコナラの森を作ろうとしています。しかし,すべてのシイやカシ類を切るわけではありません。
 もし植生の遷移に人間が手をつけないでおくと,シイやカシ類が最後に現れ,これらの樹木で森が永続的に構成されます。すなわちシイは,この地域の極相の樹種の一つであり,金城では里山の森だけでなく,成熟した森も観察できるようにしたいと私たちは考えています。
  

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